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GUCCI(グッチ)
<GUCCI グッチ>は1921年にイタリア、フィレンツェで創設されたラグジュアリーブランドです。グッチオ・グッチが旅行鞄や馬具を扱う革製品専門のショップと工房をオープンしたことがブランドの始まりです。独自の発想と想像力を持つグッチオ・グッチは、第二次世界大戦後の物資不足の時代に皮革が手に入りにくいため、ハンドバッグのハンドルを竹で製作した「BAMBOO バンブー」を発表します。こうして誕生した「BAMBOO バンブー」は大ブームとなり、GUCCIのブランドアイコンとなります。また、1950年代にはひと目でグッチとわかる緑/赤/緑の「WEB STRIPE ウェブストライプ」が登場。1953年には馬の口に噛ませる轡(くつわ)がモチーフの金具を取り付けた男性用の「HORSEBIT LOAFER ホースビットローファー」がリリースされて、そのスタイリッシュなデザインはビジネスマンの間でブレイクしました。そして、その年にグッチオが逝去し、事業はその息子たちに引き継がれ拡大を続けますが、一族間で権力争いが起こり、低迷が続いたことで「グッチ」の経営権は一族を離れフランス流通大手の「PPR(Pinault-Printemps-Redoute)グループ」の傘下となります。その後、1994年にクリエイティブディレクターとして「トム・フォード」が就任し、これまでのラグジュアリーな路線の<GUCCI グッチ>に伝統を残しつつ時代に合ったデザインを取り入れ、そして少しのエッセンスとしてロックなテイストを加えました。2015年には「アレサンドロ・ミケーレ」が後任となり、これまでの<GUCCI グッチ>のみならず、その他のラグジュアリーブランドからも一線を画したコレクションを発表します。そのデコラティブかつ様々な要素が詰め込まれたコレクションは<GUCCI グッチ>をさらなる高みへと押し上げました。「GGマーク」のキャンパス地に、ゼラニウムのプリントが施された「GG BLOOMS ブルームス」を初のコレクションで発表し、トム・フォードスタイルを支持していた層からも評価を得ます。また、アメカジスタイルを<GUCCI グッチ>に取り入れたことで、新たな層の取り込みに成功しました。これら二人のデザイナーによって<GUCCI グッチ>はラグジュアリーブランドとして完全復活を果たしています。しかしながら、1970~80年代に「グッチ一族」が手掛けた「オールドグッチ」もヴィンテージとして人気があり<GUCCI グッチ>のブランドとしての奥深さが感じられます。
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GUCCI
人々を惹きつける強烈な物語性。
1921 | FLORENCE, ITALY | GUCCIO GUCCI