Railroader Jacket

カバーオール
HISTORY

時代とともに変化し続けるジャケット。

ゴールドラッシュの時代に作業着として生まれたと言われているカバーオール。

アメリカでは鉄道員がよくきていたことからRailroader Jacketと呼ばれており、Coverallといえばつなぎなど全身を包む洋服のことを指す。

ゆったりとしたシルエットと大きなポケットが特徴。ブランケット生地の裏地がついているものもあり、ポケットの数やその仕様、ステッチのあしらいなど、時代やブランドごとに異なることも多い。

首振りボタンと呼ばれる着脱しやすいボタンのものも多く、これは労働者が手袋をしていても扱いやすいように考慮されたもの。カフスボタンが2つ付いているものもあり、これは先述した鉄道員が石炭を扱う際に灰などが袖口から入らないようにするよう付けられたものと思われる。

写真は〈Carhartt カーハート〉のカバーオール。右胸のみに施されたフラップカバー付きポケットや、負荷がかかりやすい場所に施された3本針のステッチなど、カバーオールらしいディテールが盛り込まれている。同社を象徴するブラウンダックの生地のモデルは、汚れやすい襟は柔らかなコーデュロイ素材で作られ、裏地にはブランケット素材が使われているなど、機能性・耐久性にも優れた永遠の定番と呼べる逸品だ。

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