ファッション好きが集い、“リユース”で繋がった 体験型フリーマーケット「WWDJAPAN REUSE MARKET 2025」

ここ日本においては、コロナ禍を境に社会的にも周知されるようになった“リユース”という言葉。その根幹にあるのが“使わなくなったモノを捨てるのではなく、次の方へ繋ぐ”という考え方であり、またこれは、全国に900店舗以上の店舗とオンラインストアを展開する〈2nd STREET セカンドストリート(以下、セカスト)〉のコンセプトでもある。

幅広いジャンルのモノを買取・販売するリユースショップの責務として、これまでもリユースという観点から、志を共にする多種多様なパートナーと様々なSDGsの取り組みを実施してきたセカスト。

2025年10月4日(土)には、ファッション&ビューティ業界メディア「WWDJAPAN」が、サステナブルな社会実現に向けて開催した1日だけのカルチャー体験型イベント「WWDJAPAN REUSE MARKET 2025」に、協賛企業として参加した。

愛用アイテムや家庭で眠っていた一点ものを販売し、
次の持ち主へバトンを渡す体験型フリーマーケット

この「WWDJAPAN REUSE MARKET 2025」は、“Circulate, Don’t discard(捨てずに、循環させよう)”をテーマに、様々なコンテンツを通して、ファッション好きが世代を超えて集い、ショッピングを楽しみながら循環型社会の担い手となることを体験するというのが狙い。

その中にあってセカストは、テーマの異なる都内主要8店舗からセレクトしたリユースアイテムを販売。店舗ごとにラックを分けることで、それぞれが掲げるテーマと商品セレクトを明確に提示し、ファッション好きの来場者たちに改めて知ってもらおうという趣向だ。

イベント会場となったのが「Goldwin ゴールドウイン」の本社1Fスペース。来場者は事前予約こそ必要だったが入場無料。そのため、オープン前から会場外には入場待ちの行列ができて、来場者たちの間でも高まる期待。

その理由が今回の目玉コンテンツ、1日だけの体験型フリーマーケット「FREE MARKET」である。有名スタイリストやモデル、アーティストをはじめとした業界を代表するファッションリーダーが出店し、愛用アイテムや家庭で眠っていた一点ものを販売し次の持ち主へバトンを渡す。

さらに、そんな出店者たちと話し、触れ合いながら、自分だけの価値を見出せる一点ものを見つける楽しさが味わえるとあって、生憎の空模様であったにも関わらず、終始会場内は熱気と活気に溢れていた。

“リユースが気軽に楽しめる”コンテンツ満載。
セカストブースは売って・買ってと大盛況

今回、セカストはリユースアイテムの販売のみならず、着なくなった衣料品やシューズ・バッグなどの服飾品の買取も実施。買取成立で、全国のセカストで使える割引クーポンがプレゼントされるという嬉しいサービスを目当てに、次々と訪れる買取希望者にスタッフもフル回転で対応し、常に特設ブースは大盛況。

さらに1000円以上の買取成立で、人気モデルが提供した私物の豪華景品が当たるWWDJAPANコラボ企画の“ガチャピー”にもチャレンジできるという楽しい催しも。当たりである特賞は9本。

〈A VACATION ア バケーション〉の巾着型バッグ、〈LOUIS VUITTON ルイ ヴィトン〉のミニボストン、〈styling スタイリング〉のジャケット、〈Curensology カレンソロジー〉のパンツといった9アイテムがラインアップ。当選者は早い者勝ちで好きなアイテムを選べるということで、次々と現れる挑戦者たち。当落の悲喜交々がさらに人を呼び、買取総額も十分過ぎるほど。

そしてこれに負けじと、各店舗自慢のアイテムが並んだセカストブースも大賑わい。それぞれ異なるテーマで集められたアイテムが一同に会することで、ジャンルごとにどのような層が興味を持ち、反応するのかが可視化され、今後の店舗運営の参考になる貴重なデータを得ることができた。

さらに同イベントでは、DJタイムや“サステナビリティ最前線”をテーマとしたトークセッション、似顔絵ドローイングサービス&リペア、カスタム刺繍のオーダー、金継ぎリペアなど、様々なコンテンツが用意されていたこともここに記しておこう。誰もが肩肘張らず“リユース”を心から楽しみ、ここで出会ったモノを、想いや愛着と共に“また、次へと繋ぐ”。非常に実り多き秋の1日となったに違いない。

(→「WWDJAPAN REUSE MARKET 2025」に関する特集記事はこちら)

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