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釣りに最適な時間帯とは?釣れない場合に確認したいポイント

釣りをする時間帯は、釣果に大きな影響を与えます。思ったように釣れないときは、狙っている魚に合った時間帯ではない可能性があります。また、潮の動きや水温、天候なども超過を左右する要因です。

本記事では、釣りに適した時間帯を解説するとともに、釣れない場合に見直したいポイントも紹介します。これから釣りを始める方は、ぜひ参考にしてみてください。

釣りをするおすすめの時間帯とは

釣りに最適な時間帯とは?釣れない場合に確認したいポイント

釣りをする際、時間帯選びは釣果に直結します。一般的に「マメ時」は、最も魚が釣れやすい時間帯です。

朝は「朝マズメ」、夕方は「夕マズメ」と呼ばれ、日の出や日の入り前後1時間程度を指します。朝マズメは植物プランクトン、夕マズメは動物プランクトンが活発になる時間帯であり、プランクトンをエサにする魚たちの活性が高まります。なお、マズメ時の正確なタイミングを確認するには、アプリの使用がおすすめです。

また、マズメ時以外の時間帯も十分に釣りを楽しめます。昼は魚の警戒心が強まりますが、水温の上昇によって活動が活発になる魚も少なくありません。潮の動きがよい時間を狙えば、昼間でも釣果を上げることは可能です。夜は、夜行性の魚をターゲットにすると夜釣り特有の釣果を楽しめます。

このように、釣りは時間帯によって狙う魚や釣り方が変わるため、事前に把握しておきましょう。釣りを楽しむ際は、時間帯ごとに戦略を変えてみてください。

時間帯によって釣れやすい魚の種類

釣りに最適な時間帯とは?釣れない場合に確認したいポイント

魚によって、活動する時間帯が異なります。ここからは、朝・昼と夜それぞれの時間帯に釣れる魚を見ていきましょう。

朝・昼の時間帯に釣れる魚

「朝マズメ」は、魚の活動が特に活発になる時間帯です。たとえば、アオリイカやカワハギなどは、朝にエサを求めて積極的に動き出します。さらに、植物プランクトンの活動も活発化するため、それをエサにする小魚や、小魚を狙う大型魚も釣れる可能性があります。

また、昼間に釣れる魚も少なくありません。カワハギは、朝だけでなく昼にも活動が活発になる魚です。そのほか、カサゴやキス、ハゼなども昼間に釣れる可能性があります。なかなか釣れない場合は、潮の流れが緩むタイミングや障害物の周りを狙うようにしましょう。

このように朝マズメ以外でも、狙う魚や釣り方を工夫すると十分に釣りを楽しめます。

夜の時間帯に釣れる魚

夜は、朝と同様に魚がよく釣れる時間帯といえます。たとえば、アオリイカやクロダイ、太刀魚などが狙い目です。日中は警戒して釣れにくい魚も、釣り人が少ない夜間は警戒心が薄れる傾向にあり、平均的に釣果が上がりやすい時間帯とされています。

夜釣りを行う際は、照明を活用しましょう。小魚は明るいものに向かって集まる習性があり、それを狙う大型魚も釣れる可能性があります。

ただし、夜釣りは視界が悪いため、安全対策を怠らないようにしましょう。具体的には、ヘッドライトや反射材を身につけるほか、明るい時間帯に釣り場を下見しておくのがおすすめです。

時間帯以外で釣りに影響する要因

釣りに最適な時間帯とは?釣れない場合に確認したいポイント

潮の流れや気圧、天候などは釣果に大きく影響する要因です。朝マズメや夕マズメ以外の時間帯で釣りを行う際は、以下で紹介するポイントを押さえることで、大きな釣果を上げられる可能性があります。

潮の満ち引き

釣りの成果に大きく影響する要因の1つが「潮の満ち引き」です。なかでも潮の流れが大きく変化する「大潮」のタイミングには、魚の活動が活発になります。これは、潮の動きによってプランクトンや小魚といったエサが豊富に流れ込み、それに合わせて魚も活発に動くためです。その結果、魚がエサを追いやすくなり、釣果も上がりやすくなります。

一方で、潮の動きがほとんどない「潮どまり」と呼ばれる時間帯は、魚の動きも鈍くなり、釣果が下がる傾向があります。思うように釣れないときは、潮どまりの時間帯に当たっている可能性を考えてみましょう。なお、潮どまりから約2時間が経過すると潮の流れが再び活発になり、魚の活性も高まるとされています。

釣りを計画する際は、潮見表やアプリを活用して、潮の動きや満ち引きの時間帯を確認してみてください。潮の満ち引きを意識することで、より効率的な釣りを楽しめます。

気圧

釣果を上げるには、気圧の変化も押さえておきたいポイントです。低気圧が近づいているときは、魚の活動が活発になる傾向にあります。これは、気圧の低下によって魚の浮袋(うきぶくろ)が膨張するためです。

浮袋とは、魚が浮力を調整するための器官です。この浮袋が膨張すると魚は水面近くに浮上し、活発にエサを追うようになります。一方で、高気圧時は水中の気圧も高まるため、魚やプランクトンの活動が鈍くなり、釣果が下がる傾向にあります。

釣りを予定している方は、事前に気圧の動向を確認して、低気圧を狙うのもよいでしょう。ただし、低気圧時は天候が荒れやすく、強風や高波による転落やケガのリスクもあるため、注意しながら釣りを楽しんでください。

天候

天候も釣果に大きく左右する要因の1つです。一般的に、晴天よりも風や雨で天候が荒れているほうが、海水中の酸素(溶存酸素量)が増えるとされています。溶存酸素量が増えることでプランクトンの活動が活発になり、それをエサとする魚の動きも活性化します。

また、雨であれば水面に波紋が広がるため、釣り人の姿が魚から見えにくくなり、魚の警戒心が薄れます。ただし、天候が悪化すると釣り場の安全性が低下するので、荒天の際には釣りは控えましょう。

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釣り方別|サビキ釣りやルアー釣りの時間帯の選び方

釣りに最適な時間帯とは?釣れない場合に確認したいポイント

釣りで釣果を上げるには、釣り方ごとに適した時間帯を押さえることが大切です。サビキ釣りやルアー釣りは、狙う魚や状況によって適した時間帯が異なります。ここでは、それぞれの釣り方に合わせた時間帯の選び方を見ていきましょう。

サビキ釣りに最適な時間帯

サビキ釣りは、複数の針に小さな疑似餌や寄せエサをつけて、群れで行動する魚を一度に狙える手軽な釣り方です。初心者でも始めやすく、堤防や漁港など身近な釣り場で楽しめるため、幅広い層に人気があります。

サビキ釣りで釣果を上げるには、時間帯選びが欠かせません。魚の活動が活発化する朝マズメと夕マズメは、サビキ釣りに適したタイミングといえるでしょう。

一方で、昼間の時間帯でもサビキ釣りは可能ですが、釣り場を厳選する必要があります。魚の回遊ルートや潮の動きに合わせて、堤防や漁港などの魚影が濃い場所を狙いましょう。

また、夜間のサビキ釣りでは、常夜灯の下に集まる小魚をターゲットにするのが効果的です。光に引き寄せられた魚を狙うため、照明を有効活用しましょう。

ルアー釣りに適した時間帯

ルアー釣りは、疑似餌を使って魚を誘う動きのある釣り方で、時間帯選びが釣果に大きく影響します。魚の活性が高まる朝マズメと夕マズメは「ゴールデンタイム」と呼ばれ、ルアー釣りに最適な時間帯です。

朝マズメは日の出前後、夕マズメは日没前後の時間帯で、魚が積極的にエサを追う習性を活かした釣りを行えます。初心者は、この時間帯に堤防からのルアーフィッシングに挑戦すると、釣果を上げやすいでしょう。

また、昼間や夜間でもルアー釣りは楽しめますが、魚の活動が鈍くなるため、釣り場や狙う魚によって工夫が必要です。潮の動きや天候を意識し、ポイント選びやルアーの種類、動かし方を変えてみましょう。

釣れない場合に確認したいポイント

釣りに最適な時間帯とは?釣れない場合に確認したいポイント

釣りをしていると、思うように釣れない日もあるでしょう。そのような場合には、釣りの基本を見直してみてください。ここでは、針やエサの選び方に注目し、釣れない場合に確認したいポイントを紹介します。

針の種類とサイズが合っていない

釣りをする際は、針の種類やサイズ選びを意識することが大切です。魚は種類ごとに大きさや口のサイズ、形状が異なるため、針が適していないと針がかかりません。

たとえば、小型の魚しかいない釣り場で、大型魚用の大きな針を使っても釣果は期待できないでしょう。針の形状も重要なポイントであり、口の硬い魚には貫通力の高い針、吸い込む力が強い魚には細軸の針が適しています。そのほか、針先の鋭さや角度、軸の太さなども釣果に影響する要素です。

釣りを始める前に、狙う魚種や釣り場の状況をよく確認し、針のサイズや種類を適切に選びましょう。

釣りを始めたばかりの方は、以下の記事を参考にしてみてください。

エサの種類が合っていない

釣りでは、エサの種類選びも大切です。針と同様に、魚の体の大きさや口のサイズ、食べるエサの大きさに適したエサを選ばなければ、期待する釣果は得られません。

たとえば、小型の魚しかいない釣り場では、小さめのエサを用意するのがおすすめです。また、大きさだけでなく種類や形状、動きも押さえておきましょう。

初心者の場合は、適したエサの判断が難しい可能性があります。エサ選びに迷った場合は、近くの釣り人に声をかけて、使っているエサや仕掛けを参考にしてみてください。

まとめ

釣りを楽しむには、時間帯を意識することが大切です。魚の種類によって活動する時間帯が異なるため、ターゲットに合わせて適したタイミングを選びましょう。

朝マズメや夕マズメは、魚の活動が活発になります。釣果を上げたい方は、こうした時間帯を狙うのがおすすめです。

時間帯だけでなく、使用する針やエサも釣果に影響します。魚の種類に合わせて、適切な釣り具を選びましょう。

これから釣り具を揃える予定のある方は、リユースショップやリサイクルショップの活用もおすすめです。全国に850店舗を超える実店舗とオンラインストアを運営する〈2nd STREET セカンドストリート〉でも、釣り具を取り扱っています。新品同様のアイテムもリーズナブルな価格で手に入れられる可能性があるため、お気軽にご利用ください。


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Nakazima

Nakazima

ジャンルを問わず、さまざまな情報を執筆するWebライターです。 リサーチ好きでお得な商品を探しに出かけることもしばしば。趣味を生かしながら、生活のヒントになるような記事をお届けしたいと思っています。

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