おしゃれも。暮らしも。新ライフスタイルマガジン。

AV・生活家電

石油ストーブのおすすめ人気ランキング【2025年独自調査】

石油ストーブは、暖房機器のなかでも速暖性に優れており、リビングや寝室などの広いスペースでも活躍するアイテムです。近年は、省エネタイプやおしゃれなデザインのものなど、多くの製品がラインアップされており、購入時に悩む人も多いでしょう。

そこで、今回は石油ストーブのおすすめ人気ランキングを紹介します。買い替えや新調を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

石油ストーブでおすすめのメーカー4選

石油ストーブのおすすめ人気ランキング【2024年独自調査】

まずは、弊社がおすすめする石油ストーブのメーカーを紹介します。

CORONA コロナ

コロナは、暖房機器をはじめ、給湯器や温水器など住宅機器を総合的に扱うメーカーです。石油ストーブの国内シェアはトップクラスを誇っており、リーズナブルな価格のモデルから高度な機能が備わったタイプまで、さまざまな製品がラインアップされています。

なお、デザイン性の高さも魅力です。たとえば、丸型でレトロなデザインの石油ストーブは、おしゃれな部屋にも合うため人気があります。

また、修理やアフターサービスに関する窓口も充実しており、365日24時間体制で対応しているので、万が一故障や不具合が発生した場合も安心です。

TOYOTOMI トヨトミ

トヨトミは、暖房機器で家電業界を牽引するメーカーとして知られ、特に石油ストーブが人気です。取り扱う製品には、狭い室内を暖めるのにおすすめの小型タイプから、寒冷地用・業務用といった大型タイプまで幅広くラインアップされています。また、暖め方は「対流型」と「反射型」の2種類があり、使用する空間やニーズに合わせて選ぶことが可能です。

また、デザインも定番の円柱型やおしゃれなランタン型など多く存在し、部屋のインテリアに合った石油ストーブを探している人に適しています。

Dainichi ダイニチ工業

ダイニチ工業は、20畳以上のスペースでも使える業務用の大型モデルを多く販売しています。そのため、広いリビングに適したパワフルな石油ストーブを探している人におすすめできるメーカーといえるでしょう。

また、約80秒で点火する「スピード着火」や、自動的に最大火力をアップする「オートターボ運転」が魅力であり、寒冷地で部屋を暖める際に活躍します。

ただし、着火時に電気を使用するプレゼン気化式を採用しており、コンセントがないスペースでは使用できません。そのため、ランニングコストも他メーカーの石油ストーブに比べると高めになるでしょう。

Aladdin アラジン

アラジンは、イギリス発祥で90年以上の歴史を誇る老舗の暖房機器メーカーです。レトロなデザインで、設置するだけで空間をおしゃれに演出してくれます。特に、青い炎が特徴的な「ブルーフレームヒーター」は、1930年代に登場して以来高い人気を誇り、日本でも有名なシリーズです。

本体の中心から放熱し、空気を対流させて部屋を暖める構造になっており、電気がいらないため、停電時にも活躍するでしょう。また、「耐震自動消火装置」が備わっているので、万が一強い揺れが生じた際も安全です。

石油ストーブの売り上げ人気商品ランキング

石油ストーブのおすすめ人気ランキング【2024年独自調査】

ここからは、弊社で独自調査した「2021年~2023年に製造・販売された商品の売り上げ」を基に、石油ストーブの売り上げ人気商品をランキング形式で紹介します。

順位商品名特長
1位CORONA コロナ RX-2222Y(HD)消火時の臭いを抑える機能が搭載されている
2位CORONA コロナ SL-6622(W)対震自動消火装置により、地震が発生した際にも安心して利用できる
3位CORONA コロナ RX-2221Y(HD)シンプルな設計であるため、誰でも操作しやすい
4位CORONA コロナ RX-2921WY(M)輻射熱で暖める無風暖房で災害時にも役立つ
5位CORONA コロナ RX-2922WY(M)「よごれま栓」を搭載することで、給油時に手が汚れにくい
6位CORONA コロナ SL-6621(W)レトロでおしゃれなデザインで、インテリアとしても活躍する
7位CORONA コロナ RX-2223Y(HD)よごれま栓や耐震自動消火装置などの機能が搭載されている
8位TOYOTOMI トヨトミ RL-251(G)ランタン調のおしゃれなデザインで、インテリアとしても活躍する
9位CORONA コロナ SL-5121(W)取っ手があり、持ち運びしやすい
10位TOYOTOMI トヨトミ RB-25M火力調整により、灯油を節約できる

上記のランキングでは、数ある石油ストーブのメーカーのなかでも、国内販売数がトップクラスを誇るコロナが大半を占めています。特に、人気が高いアイテムが、コロナの「RXシリーズ」です。

昔からあるスタイルの石油ストーブで、年齢を問わず使いやすく、停電や災害時の備えとしても活躍します。また、消火時の気になる臭いを抑える「ニオイカット消火」や給油時に手が汚れない「よごれま栓」などの機能も備わっているため、快適に使用できるでしょう。

なお、円柱形のストーブを探している場合は、コロナの「SLシリーズ」をおすすめします。遠赤外線炎筒が採用されており、広いスペースでも効率よく暖めることが可能です。

また、コロナに次いでトヨトミも人気のあるメーカーです。そのなかでも、ランタン調でおしゃれな「RLシリーズ」は、炎が7色に見える特殊な加工が施されており、空間を演出するのにも役立ちます。円柱形のかわいらしいデザインが特長の「RBシリーズ」も、同様にレインボーカラーを楽しめるアイテムです。

トヨトミの製品は、2重タンク構造が採用されているほか、耐震自動消火装置も備わっているため、万が一の際も安心して対処できます。

このように、石油ストーブと一口にいっても、メーカーや機種によって機能・特徴はさまざまです。購入する際は、ライフスタイルと照らし合わせてアイテムを選びましょう。

石油ストーブでよくある質問

石油ストーブのおすすめ人気ランキング【2024年独自調査】

次に、石油ストーブに関してよくある質問を4つ解説します。

対流型と反射型の石油ストーブの違いは?

石油ストーブは、大きく分けると「対流型」と「反射型」の2種類があります。

対流型は、中心にある燃焼筒で立ち上がる炎により暖められた空気を上昇させ、対流を起こして部屋を暖めるタイプです。全方向に熱が放射される仕組みであり、部屋の中心に設置することで部屋全体が効率よく暖まります。そのため、広い部屋を効率よく温めたい場合は、対流型の石油ストーブを選ぶとよいでしょう。

一方で、反射型の石油ストーブは、熱源の奥にある反射板によって発生する輻射熱を活用して空間を暖める仕組みで、本体の正面に熱が集まります。そのため、設置箇所は壁側が適しているでしょう。なお、対流型と比べるとコンパクトなサイズが多く、狭い部屋でも活用しやすいアイテムといえます。

石油ストーブの灯油代は1ヶ月でいくら?

石油ストーブを1時間使った場合の灯油代は、以下の計算式で算出できます。

「灯油1Lあたりの価格×1時間あたりの消費量」

経済産業省の「給油所小売価格調査」のデータによると、2025年6月における灯油価格の全国平均値は117.1円/リットルです。

引用:経済産業省|「石油製品価格調査」

この灯油価格を先述した計算式に当てはめると、以下のように計算できます。

117.1円/リットル×0.2リットル×8時間×31日=約5,808円

上記の計算式で算出した結果、1ヶ月あたりの灯油代は約5,808円となります。

ただし、灯油価格は変動するため、毎月の灯油代は一定ではありません。できるだけコストを抑えたいという人は、「省エネタイプ」や「燃費のよい石油ストーブ」を選ぶことをおすすめします。

石油ストーブと石油ファンヒーターのどちらがよい?

灯油を活用する暖房機器は、石油ストーブと石油ファンヒーターの2種類があります。

石油ストーブは、熱で部屋を徐々に暖めます。そのため無風であり、温風が苦手な人には向いているでしょう。また、電源を必要としないので、コンセントがない部屋でも問題なく使えます。万が一、災害が発生した場合にも役立つので、1台用意しておくことをおすすめします。

一方で、石油ファンヒーターの大きな特徴は、送風ファンが備わっている点です。短時間で広い空間を暖められますが、使用するには灯油のほかに電気が必要になります。

以下の記事では、電気ファンヒーターとストーブの違いやメリット、デメリットについて解説しています。電気ファンヒーターは、石油ではなく電力で暖める暖房機器ですが、石油ストーブを購入するうえで参考になるため、ぜひご一読ください。

石油ストーブとエアコンどっちが経済的?

石油ストーブと同じく、エアコンも私たちの生活に馴染みのある暖房機器です。近年では、エアコンを使用する人が多くいます。

暖房機器の購入を検討している人にとって、「ランニングコスト」について気になる人も多いでしょう。結論からいうと、石油ストーブよりもエアコンのほうが経済的です。製品にもよりますが、灯油を使う石油ストーブは、電気のみで動くエアコンと比べてランニングコストが5倍近くになります。特に、最新のエアコンは省エネ性能が高く、より経済的に使用することが可能です。

また、エアコンは室温に合わせて出力を変えられる一方で、石油ストーブは細かい調整ができません。

ただし、石油ストーブは電気が不要であり、コンセントがない場所や災害時にも活躍します。さらに、燃料を燃やして空間を暖めるため、気温が低い日に役立つ点も魅力といえるでしょう。

こうしたメリットを考慮すると、活用する状況や時期によっては、一概にエアコンのほうが適しているとはいえません。たとえば、寒冷地では、真冬でも暖を取りやすい石油ストーブのほうが適しています。

石油ストーブを経済的に使うには、灯油を浪費しないように部屋の大きさに合ったタイプを使用するようにしましょう。

石油ストーブを選ぶ際のポイント

石油ストーブは、種類によって設置方法や空間の暖まり方が異なります。たとえば、広いリビングで使用する場合には、広範囲を満遍なく暖められる対流型が向いています。一方で、一人暮らしの狭い部屋では、設置場所を取らない反射型が活躍するでしょう。

そのため、石油ストーブを選ぶ際には、自身の部屋の広さを考慮して選ぶことをおすすめします。

なお、小さいお子様やペットと暮らしている人は、安全性の高いタイプを選ぶことが大切です。たとえば、転倒防止機能や、緊急時に自動で消火する機能がついたタイプを選ぶと、火災の発生確率を軽減できます。

また、石油ストーブを選ぶ際に、デザイン性も留意するべきポイントの一つです。種類や機能だけで選ぶと、部屋のイメージに合わずに後悔することもあります。こういった事態に陥らないためにも、部屋のインテリアに調和するデザインの製品を選びましょう。

石油ストーブをお得に購入する方法

石油ストーブのおすすめ人気ランキング【2024年独自調査】

石油ストーブをお得に購入するには、「タイミング」が重要です。一般的に、暖房機器を取り扱う家電量販店では、決算期やボーナス時期、年末年始にセールを開催します。特に、年末年始は石油ストーブの需要が高まる時期であり、店舗で取り扱う機種数も多いため、狙い目といえるでしょう。

また、大手通販サイトで石油ストーブを購入する場合は、クーポンの発行やポイント還元率アップなどを活用することをおすすめします。ただし、すべての商品が対象となるとは限らないので、注意して購入しましょう。

新品にこだわらないという人は、リユースショップで購入するのも一つの手段です。タイミングによっては、新品同様の製品や最新機器が見つかるケースもあります。

まとめ

石油ストーブは、基本的に電源が不要であり、コンセントがない場所や災害時にも活躍します。

しかし、製品によって性能が異なるため、部屋の広さに合わせて適したタイプを選ぶことが大切です。たとえば、広いスペースで使用する場合は対流型、一人暮らしであれば反射型が適しています。

また、できるだけリーズナブルに購入したいという人は、リユースショップや家電量販店のセールの活用をおすすめします。

全国に800店舗を超える実店舗とオンラインストアを運営する〈2nd STREET セカンドストリート〉では、暖房機器を多く取り揃えています。新品よりもリーズナブルな価格で購入できるので、買い替えを検討中の人は、ぜひお近くの店舗へお立ち寄りください。


AV・生活家電記事をもっと見る

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
Nakazima

Nakazima

ジャンルを問わず、さまざまな情報を執筆するWebライターです。 リサーチ好きでお得な商品を探しに出かけることもしばしば。趣味を生かしながら、生活のヒントになるような記事をお届けしたいと思っています。

  1. 釣りの種類を難易度別に解説!初心者が知っておきたい基礎知識

  2. 空気清浄機はペットの脱臭・消臭・アレルギー対策に効果的?

  3. ソファの種類22選!部屋やライフスタイルに合わせた選び方とは

関連記事

PAGE TOP