1. HOME
  2. SHOP
  3. 渋谷パルコにリユースのアウトドア店舗が出店!今しか出会えない特別なセカンドアウトドアとは。
SHOP
セカンドアウトドア渋谷パルコ店の外観

渋谷パルコにリユースのアウトドア店舗が出店!今しか出会えない特別なセカンドアウトドアとは。

SHOP

セカンドストリートには「セカンドアウトドア」(※)というアウトドア専門店があることをご存知でしょうか。東日本を中心に全国に9店舗展開しており、キャンプ、フィッシング、トレッキングなどのアウトドア用品やアウトドアウエアの販売・買取を行っています。

そんなセカンドアウトドアが、流行最先端の街”渋谷”にある次世代型商業施設「渋谷パルコ」に2022年8月から2023年1月末までの期間限定でオープンしました。都心部で初出店となった「セカンドアウトドア渋谷パルコ店」は、今までのセカンドアウトドアとは一味違い、「Vintage&Outdoor」をコンセプトに全国のセカンドストリートやセカンドアウトドアから選りすぐりの商品を集約し、販売いたしました。

セカンドアウトドア渋谷パルコ店のキービジュアル

セカンドアウトドア渋谷パルコ店キービジュアル

今回は、渋谷のど真ん中にある渋谷パルコに突如オープンしたセカンドアウトドア初のコンセプトショップ「セカンドアウトドア渋谷パルコ店」の魅力をたっぷりとご紹介いたします。


アウトドアショップが軒を連ねる渋谷パルコの“アウトドアパーク”

まずはセカンドアウトドア渋谷パルコ店をオープンした「渋谷パルコ」についてご紹介いたします。
渋谷パルコは「PARCO(パルコ)」の旗艦店であり、1973年に開業して以降、道玄坂の上から渋谷の街を見下ろし、新たなカルチャーを発信し続けています。

渋谷PARCOの外観写真

渋谷パルコは、2019年11月に唯一無二の “次世代型商業施設”として「新生 渋谷パルコ」をリニューアルオープンしました。リニューアルオープンした新生 渋谷パルコでは「ノンエイジ」「ジェンダーレス」「コスモポリタン」というコンセプトを持ち、特定の年齢層や性別の方にターゲットを絞ることをしていないそうです。

フロアも「FASHION」「ART&-CULTURE」「ENTERTAINMENT」「FOOD」「TECHNOLOGY」の5本の柱で構成し、あえてそれぞれのジャンルをミックスさせて、お互いの魅力を引き出しあうフロアにしているのだそう。さらには、新進気鋭のPOP UP SHOPを積極的に開催しており、”渋谷パルコにくると時代の最先端が見られる”と感じられます!

そんな渋谷パルコが昨年9月に新たな名所「PARCO OUTDOOR PARK(パルコ アウトドア パーク)」をオープンしました。5階フロアの半分にアウトドア関連アイテムを取り扱うショップが軒を連ねています。

「PARCO OUTDOOR PARK」のロゴ画像

アウトドアパークエリアの床面はカラフルなイラストで彩られています。

「セカンドアウトドア」がオープンしたのは、こちらの5F「PARCO OUTDOOR PARK(パルコ アウトドア パーク)」の一角。なぜ、あの「渋谷パルコ」にアウトドアのリユースショップが?と驚く方もいるのではないでしょうか。

アウトドアパークを展開した理由やそこにセカンドアウトドアを出店した経緯、セカンドアウトドア渋谷パルコ店のコンセプトを「Vintage&Outdoor」にした理由などについては、別コンテンツ「knowbrand magazine」にて詳しく話されているので是非、そちらもチェックしてみてください。

「knowbrand magazine」の記事はこちら(前編後編

セカンドアウトドア渋谷パルコ店の外観

そんなアウトドアパークにオープンしたセカンドアウトドア渋谷パルコ店は、店内のほとんどがリユースアイテムのため、〈Snow Peak スノーピーク〉や〈MSR エムエスアール〉といったハイエンドブランドや 、〈UNIFLAME ユニフレーム〉〈DOD ディーオーディー〉といったミドルブランドのアイテムをリーズナブルな価格でご購入いただけるのが魅力です。

セカンドアウトドア渋谷パルコ店の内観

〈Patagonia パタゴニア〉〈ARC’TERYX アークテリクス〉〈mont-bell モンベル〉といった定番人気のアウトドアブランドのウェアやアイテムはもちろん、〈Porter Classic ポータークラシック〉 や〈South2 West8 サウスツーウエストエイト〉〈and wander アンドワンダー〉といったコアな人気を誇るブランドも十分な品揃え。

セカンドアウトドア渋谷パルコ店のアウトドアウエア画像

アウトドアシーンですぐに活用できるギアやツールも充実。

セカンドアウトドア渋谷パルコ店のアウトドアギア画像


コレクションやインテリアとしても映える!魅惑のヴィンテージギアの数々

セカンドアウトドア渋谷パルコ店で最も注目してほしいのは「ヴィンテージアイテム」の数々。
セカンドアウトドア渋谷パルコ店は、セカンドアウトドア初のコンセプトショップとして「Vintage&Outdoor」をテーマに商品を展開していました。

〈Coleman コールマン〉や〈MOSS モス〉〈Primus プリムス〉といった歴史の深い名ブランドのヴィンテージアイテムを、全国各地のセカンドアウトドア、セカンドストリートから取り寄せました。ヴィンテージのランタンやバーナーは、アウトドアシーンでの使用はもちろん、コレクションやインテリアとしての価値も一級品。

自宅でヴィンテージギアを眺めながら歴史に想いを馳せるのもおすすめです。

セカンドアウトドア渋谷パルコ店のアウトドアギア画像

セカンドアウトドア渋谷パルコ店のヴィンテージギアには、ひとつひとつ店員の手書きのポップを設置。
こちらのポップは、セカンドアウトドア渋谷パルコならではの取り組みです。

長い時代を生き抜いたヴィンテージギアへのリスペクトを欠かさないのは、スタッフがアウトドアを愛しているからです。

セカンドアウトドア渋谷パルコ店ならではの手書きPOP画像

ほかには〈Abu garcia アブガルシア〉〈Fenwick フェンウィック〉〈House of hardy ハウス・オブ・ハーディー〉などのヴィンテージフィッシングギアもラインナップ。実際に使うことも可能ですが、部屋の壁に飾るだけでも画になります。

ヴィンテージの釣具画像


アウトドアギアだけじゃない。リユース衣料のシェアNo.1を誇るセカンドストリートだからこそ展開できる新しいアウトドアショップ。

アウトドア専門店だからといって、アウトドアギアだけを扱っていないのが「セカンドアウトドア渋谷パルコ店」の面白いところ。
中古衣料のシェアNo.1を誇るセカンドストリートが運営する同店は、店内の商品のおよそ半分がアウトドアウェアなどの中古衣料品で占められています。

衣料コーナーはヴィンテージ、ミリタリー、カジュアルのカテゴリで区切られており、こちらも店頭で買取したアイテムに加え、全国から取り寄せた逸品が並んでいます。中でもやはりヴィンテージウェアの品揃えは見応え十分。

MILITARY

ミリタリーアイテムの機能性は非常に高いため、アウトドアウェアのベースとなったものも多いと言われています。

ミリタリーコーナーの売場画像

CASUAL

いわゆるアメカジアイテムのヴィンテージも豊富。

アメカジコーナーの売場画像

そのほか、ハットや靴などの服飾品も数多く展開しており、アウトドア好きだけじゃなく、ヴィンテージやリユース古着好きにも魅力のラインアップ。


アウトドア好き垂涎、セカンドアウトドア渋谷パルコ店の激レアラインアップ

セカンドアウトドア渋谷パルコ店には、前述のようにアウトドアギア・ウェアともに面白いアイテムが集結しています。
ここからは、店内のおすすめレアアイテムをいくつか紹介していきます!

〈Patagonia パタゴニア〉 Classic Retro Cardigan 2000年製

パタゴニアの商品画像

パタゴニアのウェアを語る上では欠かせないパイルフリース。始まりは、70年代に漁師用の起毛素材をヒントに裏地にパイルを施された登山用ジャケットでした。

その後パイルを表地に変更し、1988年に登場した「Retro Pile Cardigan(レトロ・パイル・カーディガン)」によって現在の「Classic Retro X Jacket(クラシック・レトロX・ジャケット)」をはじめとする、名作のスタイルが確立されました。

こちらはレトロ・パイル・カーディガンのアップデート版として2000年に登場した「クラシック・レトロ・カーディガン」です。毛足の長いボリューミーなパイルと発色の良いチェストポケット、ゆったりとしたサイジングなど、オリジナルのディティールを忠実に再現。2001年以降のモデルではロゴタグの位置やポケットなどが変更され、現在のレトロ・パイルシリーズも現代的な仕様にリファインされています。

オリジナル品は価格の高騰が続いていますが、こちらは手が届きやすい相場になっており、コアなファンだけでなく、すべてのパタゴニアファンにおすすめ出来るアイテムです。

〈THE NORTH FACE ザ・ノース・フェイス〉 CORDURA PLUS EXPEDITION JACKET

ノースフェイスの商品画像

ヴィンテージらしい奇抜な配色とビッグロゴ、ストリート・ファッションのテイストを感じるこのジャケットは、Scot Schmidt(スコット・シュミット)という一人のエクストリームスキーヤーをルーツに持っています。

80年代初頭、ザ・ノース・フェイスの所属アスリートとして活躍していたスコット・シュミット。
彼のスタイルであるエクストリームスキーは、スキーを担いで雪山を登攀し、凍り付いた雪や岩場が剥き出しの急斜面をハイスピードで滑走、時には岩場をジャンプで飛び越えるという最も危険なスキースタイルです。

当時の製品では彼の要望を満たせる物が無く、スコット・シュミットは自らの理想を追求したウェアの開発をザ・ノース・フェイスで開始したそうです。
優れた耐久性を持つ「CORDURA® fabric」と、登山ウェアに革命をもたらした防水透湿メンブレン「GORE-TEX®」という最高の素材で完成されたウェア群は、多くのスキーヤーに絶賛され、そのスペックの高さを証明しました。

ビッグロゴと奇抜なデザインはWu-Tang Clan(ウータン・クラン)、Black Rob(ブラック・ロブ)など90年代のニューヨークのラッパー達にも受け入れられ、ザ・ノース・フェイスがストリートシーンへ浸透するきっかけと言われています。

2018年の〈Supreme シュプリーム〉とのコラボレーションモデルのオリジナルでもあるこのジャケットは、ストリート・ファッションやエクストリームスキーだけでなく、あらゆるザ・ノース・フェイスファンにおすすめしたいアイテムです。

〈GREGORY グレゴリー〉CASSIN 84-89年製

グレゴリーの商品画像

バックパック界のロールスロイスと称され、デイパックの分野においても絶大な人気を持つグレゴリー。

創業者のWayne Gregory(ウェイン・グレゴリー)がグレゴリー創業以前より情熱を注いでいたのは、ロングルートハイクやバックパッキングなど、多量の荷物を快適に運べる大型のバックパックの開発でした。

こちらはグレゴリーの中でも最大サイズの「CASSIN(カシン)」というモデル。
30kgを超える荷物を快適に背負うため、グレゴリーお馴染みのクッション性の高いハーネスと細やかなベルト調整が可能な背面のシステムは、正に「背負う」ではなく「着る」という感覚と、ウェイン・グレゴリーの長年のバックパックへの情熱を感じられる逸品です。

1984 年から 1989 年まで使われた「BROWN TAG ブラウンタグ」、通称“茶タグ”と呼ばれるグレゴリーファンにとっての垂涎の逸品ですが、それだけではなく当時オプションであったヒップバッグやパスケース、サブストレージが合計8点付いており、その全てに茶タグが付いているというスペシャルなアイテムです。

〈BURTON バートン〉PAERFORMER 80年代製

バートンの商品画像

世界的なスノーボードブランドであるアメリカのバートン。
こちらはスノーボード黎明期に当たる1980年代ごろのヴィンテージボードです。

「固定具のない板に横向きで乗り、丘や山岳の柔らかい雪の斜面をサーフィンの様に滑り降りる」というスノーボード始まりから、スキーゲレンデでの自由滑走を求めて現在のスノーボードの形になるまでの過渡期の一台。

素材はスケートボードの様なメイプル材を圧着した合板で、ゴム板とナイロンベルトを組み合わせた簡易的な固定具と、サーフボードの様な3枚のアルミフィンが取り付けられており、現在のスノーボードとは全く異なる造りになっています。

バートンの創業でありスノーボードの父と称されるJake Burton Carpenter(ジェイク・バートン・カーペンター)はスノーボードや周辺カルチャーを現在の形に発展させた立役者であり、このボードが作られた当時も自宅のガレージでの製造・開発だけでなく、このボードを持って多くのスキーゲレンデを巡り、リフト乗車の許可を得る為の実演プロモーションまで自ら行いスノーボードの発展に努めました。

スノーボードのルーツとジェイク・バートンの情熱、本人の手で作られたガレージメイドの質感を感じられるアイテムです。

〈Coleman コールマン〉200A 1951年製&〈AbuGarcia アブガルシア〉Ambassadeur 5000 60年代製

ランタンとリールの商品画像

写真奥のランタンは、コールマンのヴィンテージランタンの代表とも言える”200A”ランタン。
1951年∼1984年にかけて、カラーリングやディティールが度々変わっていくことが特徴で、こちらはその歴史の中でファーストイヤーに製造された1951年製の一台です。

“200A”といえば「赤いランタン」とイメージされることが多いですが、1951年製は赤いベンチレーター(傘)に緑色の燃料タンクのバイカラーが特徴。その配色から通称「クリスマスランタン」と呼ばれるモデルです。

200Aシリーズの特徴である丸みを帯びたシェイプは、現在のキャンプシーンで人気の「シーズンズランタン」シリーズにも継承されており、見たことがある方も多いのでないでしょうか。

店頭では中々お目にかかれないシリーズですが、セカンドアウトドア渋谷パルコ店では関連モデルを含めて30台ほど取り扱いしています。その中でも最もルーツを感じられるオススメな一台です。

写真手前の「Ambassadeur(アンバサダー)」はスウェーデンのABU社が1952年に発表したベイトリールです。

既存のリールになかったアルマイト塗装による美しい赤色と、革新的な機能を幾つも搭載され世に出たアンバサダーは、現在までのベイトリールの基本機能を確立させ、フィッシングの世界で知らない人が居ないと言える程の特別なリールとなりました。

アンバサダーシリーズは現在でも製造され続けている人気のシリーズですが、アメリカのGarcia社の買収による社名変更や、幾度かのリプロダクトの過程で刻印や部品のディティール、内部機構が変化し「レコードロゴ」「ビッグA」など、ヴィンテージジーンズの様なマニア心をくすぐる魅力を持ち合わせています。

こちらの一台は「筆記体ロゴ」と呼ばれるオリジナルに近い60年代のモデル。
塗装や刻印、エンブレムのディティールなど現行品よりも繊細に作られており後に「Cardinal」を始めとする数々の名品を生むABU社の本質を感じられるアイテムです。


大都会・渋谷の「渋谷パルコ」に、期間限定でオープンしていたセカンドアウトドア渋谷パルコ店。
ご存じでしたか?
「Vintage & Outdoor」をコンセプトに、全国のアウトドア好き・古着好きの心をくすぐる名品がずらりと並ぶ、まさに宝箱のような店舗でした。
アウトドアギアはもちろん、歴史を感じるヴィンテージアパレルや、ちょっと珍しいレアアイテムなども取りそろえられており、新たな“相棒”との出会いを楽しんだ方も多かったのではないでしょうか。

期間限定だからこそ残る、ちょっと特別な記憶。
またいつか、こんなワクワクするお店と出会える日が来るかもしれません。

※セカンドアウトドア渋谷パルコ店は2023年1月31日で閉店しています
※「セカンドアウトドア」は取材当時の屋号です。現在は「セカストアウトドア」屋号で展開中です

【取材店舗】
セカンドアウトドア渋谷パルコ店 ※2023年1月31日で閉店

セカンドアウトドア渋谷パルコ店内場画像

Ranking

おすすめ記事