キャンプの醍醐味の一つとして、キャンプファイヤーが挙げられます。キャンプファイヤーをやってみたいという人も多いでしょう。
なおキャンプファイヤーをするのであれば、事前にやり方を把握しておくことが大切です。この記事では、キャンプファイヤーのやり方や、成功させるためのコツなどをご紹介します。
なおセカンドストリートでは、キャンプで活用できる道具を新品よりもリーズナブルな価格で販売しています。
キャンプに興味がある人は、ぜひ店舗やオンラインストアを覗いてみてください。
やり方の前に把握しておきたいキャンプファイヤーの概要

キャンプファイヤーのやり方をご紹介する前に、まずはキャンプファイヤーの概要を押さえておきましょう。
キャンプファイヤーとは、主にキャンプ場などで焚き火を取り囲み行われるイベントのことです。宗教的・儀式的な要素もありますが、仲間同士が集い、親睦を深めることが主な目的です。
暖を取るだけでなく、料理を楽しんだり音楽に合わせて歌ったりすることで、一体感が生まれます。また焚き火の炎の揺らぎには、癒し効果もあります。
都会の喧騒から離れ、大自然の中でキャンプファイヤーをすることで、日々感じているストレスを解消できるでしょう。
キャンプファイヤーのやり方【準備から片付けまでの流れ】
では、実際にどのような手順でキャンプファイヤーを行えばよいのでしょうか。
ここからは、キャンプファイヤーの具体的なやり方をご紹介します。
1:実施する場所を決める
まず、キャンプファイヤーをする場所を決めます。全てのキャンプ場でキャンプファイヤーができるわけではありません。
直火で焚き火ができないキャンプ場は多いため、事前に問い合わせておくことが大切です。なお直火によるキャンプファイヤーが禁止されている場所の中には、焚き火台を使えばキャンプファイヤーをしてもよいとしている場所もあります。
キャンプ場を予約する際は、どのような方法でキャンプファイヤーをするのかを正確に伝えるようにしましょう。
2:必要な物を準備する
実施する場所を決めたら、キャンプファイヤーに必要な道具を準備します。
キャンプファイヤーに必要な道具は、以下の通りです。
- 薪
- ライター
- チャッカマン
- バーナー
- 着火剤
- 新聞紙
- 火ばさみ
- トング
- 火消し用の水
- 軍手
- 耐熱手袋
- 炭用スコップ
中でも着火剤や新聞紙は、火をスムーズにつけるために必要な物のため、忘れずに準備しておきましょう。
3:薪を組む
安全にキャンプファイヤーを楽しむためにも、正しい薪の組み方を把握しておきましょう。誤った組み方をしてしまうと、途中で薪が崩れてしまう可能性があります。
主な薪の組み方として「井桁型」「閉じ傘型」「並列型」などが挙げられます。井桁型とは、薪を縦横交互に積む組み方です。簡単に組めるため、初心者におすすめの組み方といえます。
閉じ傘型とは、薪を閉じた傘のように、斜めに立てかける組み方です。火が高く上がる点が特徴として挙げられます。
並列型とは、薪を平行もしくは放射状になるよう並べていく組み方です。燃焼効率がよい点や、雨天時や雪の上などでも焚き火を行える点などが魅力です。
4:着火する
キャンプファイヤーでは、着火しにくい大きな薪を使うことが多いため、着火剤の活用をおすすめします。また新聞紙を使って紙薪を作っておくと、さらに着火しやすくなります。
キャンプファイヤーをより盛り上げたいのであれば、トーチを使って着火するのも方法の一つです。トーチとは、キャンプファイヤーに点火する「たいまつ」のことです。
なお着火時には、安全対策を万全にしておく必要があります。トングや火消し用の水が入ったバケツを準備しておき、何かあった際にすぐ対応できるようにしておきましょう。
5:片付ける
キャンプファイヤーが終わった後は、後片付けを忘れずに行いましょう。「薪を燃やしきること」「灰や消化した炭などは決められた場所に破棄すること」などが大切です。
素早く片付けしたいという人は、火消し壺を活用しましょう。火消し壺とは、使用後の炭をすぐに消火できる道具のことです。
キャンプファイヤーを成功させるためのコツ

キャンプファイヤーを成功させるためには、コツを押さえておくことが大切です。
以下で成功させるためのコツを詳しくご紹介します。
乾燥した薪を使用する
キャンプファイヤーをする際は、乾燥した薪を使用するのがおすすめです。乾燥した薪は燃えやすいため、スムーズに火をつけられます。
また燃えやすいだけでなく、火の発色がよい傾向にあることも、乾燥した薪の活用をおすすめする理由の一つです。
市販されている物を購入して持ち込むのが一般的ですが、運搬の手間を省きたいのであれば、キャンプ場で薪を購入することをおすすめします。
なおキャンプ場によっては、販売していないところもあるため、事前に確認しておきましょう。
空気の通り道を作る
空気の通り道を作っておくと、燃焼効率が高まり燃えやすくなります。火の勢いが弱いときに大勢の人が焚き火の周りを取り囲んでしまうと、空気の通り道がふさがってしまうため注意しましょう。
また小さな火の周りを新聞紙や薪で完全に囲んでしまうのも、空気が通りにくくなるため避けた方がよいです。隙間を作り、空気が通りやすい状態にしておくということを覚えておきましょう。
火をつけた直後は薪を動かさない
着火を成功させるコツは、火をつけた直後に薪を動かさないことです。薪に火をつけるとガスが発生し、燃焼を促進させます。
薪を動かすとガスが逃げてしまうため、燃焼しにくくなります。なお炎が大きくなり安定した後であれば、薪を動かしても大丈夫です。
キャンプファイヤーでの役割を決めておく
キャンプファイヤーをする前に、役割分担しておきましょう。主な役割として、ファイヤーキーパーやゲーム進行係などが挙げられます。
特に重要なのが、ファイヤーキーパーです。ファイヤーキーパーに選ばれた人は、火力を調整して火の粉の飛散を防止するよう努めます。
キャンプファイヤーで行うと盛り上がるおすすめのゲーム

ここでは、キャンプファイヤーで行うと盛り上がる、おすすめのゲームをご紹介します。
マジカルバナナ
マジカルバナナとは、先頭の人が発した言葉から連想される言葉を、手拍子に合わせて順番に言っていくというゲームです。負けた人は輪から抜けて、最後まで残った人が勝ちになります。
単純なゲームのため、小さい子どもからご年配の人まで楽しめるでしょう。
なおその他の言葉を使って遊ぶゲームとしては「古今東西」や「八百屋さんゲーム」などが挙げられます。
ハンカチ落とし
子どもから大人まで楽しめる「ハンカチ落とし」もおすすめのゲームです。室内ゲームというイメージを持っている人がいるかもしれませんが、キャンプファイヤーなどの屋外の場面でも楽しめます。
なおハンカチを使用するため、火に近づきすぎないよう注意しましょう。
バースデーチェーン
バースデーチェーンはその名の通り、誕生日を活用して行うゲームです。ルールは非常にシンプルで、言葉を発することなく参加者全員が誕生日順に並んでいくだけです。
ジェスチャーでお互いの誕生日をうまく伝えられるかがポイントになります。全員が並び終わった後に先頭から誕生日を明かし、順番に並べていたら成功です。
ジェスチャーでコミュニケーションを取る必要があるため、参加者同士の仲が深まります。
キャンプファイヤーに必要な道具をリーズナブルな価格で購入できる場所
最後に、キャンプファイヤーに必要な道具をリーズナブルな価格で購入できる場所をご紹介します。
リユースショップ・リサイクルショップ
リユースショップ・リサイクルショップでも、キャンプ道具を購入できます。実店舗を利用すれば、実物を自身の目で確認できます。また個人ではなく業者が販売しているため、安心して購入できるでしょう。
ただし、店舗によって品ぞろえが異なるという点には注意が必要です。
セカンドストリートではキャンプ用品やアウトドアウェアなどを豊富に取りそろえています。興味ある人は、ぜひ店舗やオンラインストアを覗いてみてください。
また以下はセカンドストリートの販売実績をもとにしたキャンプ・アウトドアのブランド別販売実績ランキングです。ぜひ参考にしてみてください。
| 順位 | ブランド | 特徴 |
|---|---|---|
| 1位 | snow peak | 高品質でデザイン性の高いキャンプ用品で知られる日本のブランドです。特に、シンプルで洗練されたテントや焚き火台は、キャンパーの憧れの的。一生ものとして使える耐久性と、修理やメンテナンスのアフターサービスも充実しており、熱狂的なファンを多く持ちます。 |
| 2位 | Coleman | 120年以上の歴史を持つアメリカのアウトドアブランドです。テント、ランタン、クーラーボックスなど、幅広い製品を製造しており、その高い信頼性と手頃な価格帯から、初心者からベテランまで多くのキャンパーに選ばれています。 |
| 3位 | mont-bell | 日本の老舗アウトドアブランドで、軽量かつ高機能な登山用品やキャンプギアが特徴です。「Function is Beauty(機能美)」を掲げており、余分な装飾を省いた実用的なデザインが魅力。特に、軽量なテントやダウン製品は多くの登山家から支持されています。 |
| 4位 | DOD | DOD ディーオーディーは、「カマボコテント」や「うさぎロゴ」で知られる、遊び心あふれる日本のブランドです。おしゃれでユニークなデザインの製品が多く、SNS映えすることから、特に若い世代やファミリー層に人気があります。 |
| 5位 | LOGOS | 「Enjoy Outing!」をスローガンに、家族で楽しめるキャンプ用品を多く手掛ける日本のブランドです。テントやタープ、BBQ用品など、初心者でも扱いやすい製品が豊富で、比較的リーズナブルな価格帯も魅力です。 |
| 6位 | ogawa | 100年以上の歴史を持つ日本の老舗テントメーカーです。高品質な素材と職人技で作り上げられたテントは、高い耐久性と設営のしやすさで定評があります。特に、居住性の高い「ロッジ型テント」は、根強い人気を誇ります。 |
| 7位 | Helinox | 軽量でコンパクトな折りたたみ式チェアで世界的に有名なブランドです。独自のアルミポールを使用した構造により、高い強度を保ちながら驚くほどの軽さを実現。キャンプだけでなく、フェスや日常使いにも人気です。 |
| 8位 | CAPTAIN STAG | 「使いやすさ」「購入しやすさ」をコンセプトにした日本のブランドです。バーベキューコンロやチェア、調理器具など、初心者向けの入門用アイテムが充実しており、キャンプを始めたい方に最適です。 |
| 9位 | UNIFLAME | 「焚き火台」や「ダッチオーブン」など、高品質な金属製品で知られる日本のブランドです。特に、燕三条の技術を活かした頑丈な作りと、シンプルで使いやすいデザインが特徴で、キャンプの料理を楽しみたい層に支持されています。 |
| 10位 | tent-Mark DESIGNS | こだわりのキャンパー向けに、ユニークで高品質な製品を開発している日本のブランドです。「サーカスTC」など、とんがり屋根のテントが特に人気です。他にはない個性的なギアを求める層に選ばれています。 |
※セカンドストリート2024年度販売実績より
フリマアプリ・オークションサイト
フリマアプリやオークションサイトを利用して購入するのも方法の一つです。自由に価格交渉できることや、スマホで手軽に購入できることなどがメリットです。
一方で、写真と文章だけで商品の状態を判断しなければならないことは、デメリットといえるでしょう。壊れていたり、写真より汚れていたりする可能性も考えられます。
トラブルに巻き込まれないためにも、購入者のレビューや評価などを参考にして購入するようにしましょう。
まとめ
キャンプファイヤーのやり方の中でポイントになる点が、場所の選定と薪への着火です。
キャンプ場を予約する際は、まずキャンプファイヤーが禁止されていないかを確認しましょう。またスムーズに着火するためにも、着火剤と新聞紙を準備しておくことをおすすめします。
全国に850店舗以上を展開するセカンドストリートでは、新品よりもリーズナブルな価格でキャンプ道具を販売しています。なおオンラインストアからでも購入できるため、店舗に出向く時間がない人は、ぜひオンラインストアをご利用ください。
またアウトドア専門のリユースショップ「セカストアウトドア(旧セカンドアウトドア)」の運営も行っています。近くに店舗がある人は、ぜひ一度覗いてみてください。







