子どもの成長に欠かせないおもちゃですが、増えるほど収納場所に困ったり片付けが大変になったりする方が多いです。
なかには、すでに「おもちゃの収納場所がない」と、お困りの方も多いでしょう。
この記事では、おもちゃの種類に応じた収納アイデアを解説します。
おもちゃ収納の基本ルール
まずは、基本的なおもちゃの収納ルールを解説します。
紹介する内容に沿って、おもちゃの分類から収納まで実践してみましょう。
おもちゃを分類する
おもちゃをすっきり収納するには、まず「遊ぶ場所」「種類」「使用頻度」の3つの基準で分類しましょう。例えば、リビング用・子ども部屋用・外遊び用など、遊ぶ場所ごとに分けると、遊びたいときにすぐ取り出せて片付けもスムーズになります。
収納場所を決める
おもちゃを片付けやすくするためには、遊ぶ場所の近くに収納場所を設けるのがポイントです。例えば、リビングで遊ぶことが多いのであればリビングの一角に、子ども部屋で遊ぶのであれば棚やボックスを設置すると片付けの負担が減ります。
また、収納場所には「レゴ」「ぬいぐるみ」などラベルを貼ることで、子どもがどこに何を片付けるべきか一目で分かります。文字が読めない小さな子どもには、カラーラベルや写真ラベルを活用するのもおすすめです。
定期的に見直す
おもちゃ収納を最適に保つためには、定期的な見直しが欠かせません。子どもの成長とともに興味の対象が変わるため、半年に1度のペースで不要なおもちゃを整理すると、収納スペースが圧迫されるのを防げます。
また、使わなくなったおもちゃは他の子どもに譲ることで、有効活用が可能です。壊れたおもちゃや欠けたパーツがあるものはこの機会に処分し、常に収納をすっきりとした状態に保ちましょう。
なお、〈2nd STREET セカンドストリート〉では、使わなくなったおもちゃの買取を行っています。定期的な見直しで不要になったおもちゃは、ぜひセカンドストリートの買取へご依頼ください。
おもちゃを収納する4つのコツ
おもちゃは、ただ片付ければ良いわけではありません。
子どもが安全に遊べる環境や、自主的におもちゃを片付けたくなる収納を心がけましょう。
子どもが出しやすく・片付けやすい場所に収納する
子どもが自分でおもちゃを出し入れできる環境を整えることで、片付けの習慣が身につきやすくなります。収納場所は子どもの目線や手が届く高さに設定し、無理なく片付けられるようにするのがポイントです。
また、奥行きの深いケースは避け、浅めの収納を活用するとおもちゃを探しやすくなります。
子どもが取り出しやすく安全な場所に収納する
おもちゃを収納する際は、子どもの目線や手の届く範囲に合わせることが大切です。低い棚やボックスを活用し、自分で取り出して片付けられる環境を整えましょう。また、使用頻度の高いおもちゃは手前に、あまり使わないものは奥に配置すると、スムーズに遊べるようになります。
安全性にも配慮して、木製のおもちゃ箱は角の鋭さやささくれ、プラスチック製の収納はひび割れしていないかなどを定期的にチェックしましょう。
子どもが簡単に持ち運べる箱に収納する
おもちゃ収納には、子どもが自分で持ち運びできる軽量なボックスの活用がおすすめです。固定型の大きな収納は片付けの手間が増えがちですが、持ち運び可能なボックスであれば、遊ぶ場所へ簡単に移動できるため片付けの負担を軽減できます。
また、持ち手付きの布製や柔らかいプラスチック製のケースを選ぶと、落とした際のケガのリスクも軽減できます。
楽しく片付けができる工夫をする
片付けを「楽しい遊び」に変えることで、自然とお片付けの習慣が身につきやすくなります。例えば、「お片付けゲーム」としてタイマーをセットし、「何秒で片付けられるかな？」と競争する形にすると、遊びの延長として取り組みやすくなります。
また、片付けの歌を決めて、音楽に合わせながらテンポよく進めるのもおすすめです。「片付けができたらシールを1枚貼る」など小さなご褒美を用意することで、子どものモチベーションも上がるでしょう。
【狭い部屋でも大丈夫】おもちゃの収納アイデア
次に、狭い部屋でもできるおもちゃの収納アイデアを解説します。
ぜひ、自宅の部屋や家具を活用して収納してみてください。
壁面を活用する
壁面収納は、限られたスペースを有効活用できる方法です。例えば、ワイヤーバスケットを壁に取り付けると、ぬいぐるみやボールをすっきり収納できるだけでなく、インテリアとしても映えます。
また、S字フックや吊り下げ式の収納を活用すれば、頻繁に使うおもちゃを手の届く場所に配置できるため、取り出しや片付けもスムーズになるでしょう。
家具の下を活用する
ベッドやソファの下は、おもちゃ収納に最適なデッドスペースです。キャスター付きの収納ボックスを使えば、スムーズに引き出せて片付けも簡単になります。特に、ブロックやボードゲームなどの大きめのおもちゃの収納に便利です。
収納付きの家具を活用する
収納付きベンチやテーブルなどの多機能家具を活用すれば、インテリアとして馴染みながらおもちゃ収納のスペースを確保できます。例えば、引き出し付きベッドであれば寝るだけでなく、おもちゃや衣類の収納も可能です。
また、机と棚が一体化したデスクであれば、学習スペースと収納スペースを同時に確保できます。収納つきの家具を活用することで、部屋の広さはそのまま、散らかすこともなく効果的に収納可能です。
カラーボックスを活用する
カラーボックスは、安価でサイズやカラーの種類も豊富な万能収納アイテムです。縦置き・横置きどちらでも使えるため、部屋のレイアウトや収納物に合わせて柔軟に活用できます。
また、収納ケースやカゴを組み合わせることで、取り出しやすく整理整頓しやすい環境を作れます。子どもの成長に応じて、学習用品やランドセル収納にも応用できるため、長く使えるのも魅力です。
【おもちゃの種類別】収納アイデア
最後に、おもちゃの種類に応じた収納アイデアを紹介します。
自宅にあるおもちゃの種類に応じて、収納の仕方を工夫しましょう。
レゴやブロック
レゴやブロックは色やサイズごとに分類して収納すると、取り出しやすく片付けもスムーズになります。仕切りのある引き出しや透明な収納ケースを活用すれば、パーツの種類が一目で分かるため、小さな子どもでも整理しやすくなります。
また、ジップ付きの袋や書類ケースを使うと、細かなパーツの紛失を防ぎつつコンパクトに収納可能です。
ぬいぐるみや大型のおもちゃ
ぬいぐるみや大型のおもちゃは、壁掛けネットや吊り下げ式の収納を活用することで、床のスペースを節約しながらディスプレイ感覚で収納できます。天井や壁にネットやハンモックを取り付けると、お気に入りのぬいぐるみをおしゃれに飾りながら収納可能です。
また、大型のかごやバスケットにまとめて入れれば、使いたいときにサッと取り出せるうえに片付けも簡単になります。
パズルやカード
パズルやカード類は、ジッパー付きの袋やファイルボックスにまとめて収納すると、紛失を防ぎやすくなります。透明なケースや袋を使えば中身が一目で分かり、遊びたいときにすぐに取り出せるのもメリットです。
まとめ
おもちゃの収納は、分類・収納場所・片付けのしやすさを工夫することで、スッキリ整った空間を維持できます。
限られたスペースでも壁面や家具の下、収納付き家具を活用することで、効率的に収納できます。また、おもちゃの種類別に適した収納方法を取り入れることで、散らかりにくく、遊びやすい環境を作れるでしょう。
セカンドストリートでは、使わなくなったおもちゃの買取も行っています。子どもの成長にあわせておもちゃを見直す際は、お近くの店舗やアプリからご依頼ください。
