「ドレスコード=古着」の異例の締結式!横浜市とセカスト、異色タッグが仕掛ける『ごみゼロ大作戦』
全国に900店舗以上を展開するリユース業界のリーディングカンパニー、〈2nd STREET セカンドストリート〉。
2026年6月、私たちセカンドストリートは、横浜市と「リユース促進」に向けた協定を締結しました。
“協定を締結”などと聞くと、「お堅い系の記事か…」と思われたかもしれません。
しかし、今回行なわれた締結式は、一般的にイメージされる「スーツ姿で報道陣を前にして」という類のものではありませんでした。
セカンドストリートと横浜市の代表者がともに「古着」を着て登壇するという、“異例”の式典となったのです。
“セカンドストリートらしい遊び心”を詰め込んだ、新しい官民連携の試み。
本記事では「ららぽーと横浜」で開催された締結式の模様とともに、式後に行なわれたセカンドストリートによる買取の査定額を左右するポイント解説。そして、記念イベントとして開催された『ごみゼロ大作戦』の模様をお届けします!
目次
- リユースを気軽に!まずは「楽しい・お得」から
- 買取査定のチェックポイントはココ!
- 横浜市とセカストがともに実現したい未来像
- 『つくって・つないで・ごみゼロ大作戦』
- 広がりはじめたセカストとリユースの輪
- 地域が抱える課題をリユースの力で解決
横浜市と行なったイベントの特設ページは、下記のリンクよりご確認ください。
リユースを気軽に!まずは「楽しい・お得」から始めよう
神奈川県横浜市の総人口数は約375万人。総務省の人口調査結果によると、市区町村レベルでは全国で最も多くの人が暮らす都市です。
加えて、横浜市は「みなとみらい21」「横浜赤レンガ倉庫」「横浜中華街」といった魅力あふれる観光スポットが数多く点在する、日本屈指の観光都市でもあります。
多くの人が暮らし、日々たくさんのモノが行き交う巨大都市―。
そんな横浜市とセカンドストリートは、「粗大ごみのリユース推進に向けた連携協定」を締結しました。
協定記念イベント『つくって・つないで・ごみゼロ大作戦』に先だって開催された締結式には、横浜市資源循環局の吉川局長とセカンドストリート店舗運営部の高井GM(ゼネラルマネジャー)が、ともに“古着姿”で登壇。
古着という両者の装いも手伝ってか、式典の会場全体がどこか和やかな雰囲気に包まれていました。
アロハシャツにオーバーオールというコーディネートで締結式に臨んだ吉川局長の「リユースという選択肢がより身近に、そして気軽に選ばれるものになってほしい」という言葉にもあるように、まずは「楽しい」「お得だ」といった感情を後の環境保全につながるリユースについて考える第一歩としてほしい。
古着姿で両者が登壇した背景には、セカンドストリートと横浜市に共通するそんな想いが込められています。
査定額を左右するチェックポイントはココ!
締結式の後には、セカンドストリートによる「買取査定」のデモンストレーションを実施。
横浜市の吉川局長や当日取材で訪れていたメディアの皆さまに向けて、実際にセカンドストリートで買い取ったアイテムを例に、買取のプロの視点で査定額を左右するリアルなポイント解説を行ないました。
年代別に用意した〈UNIQLO ユニクロ〉の衣料品と〈CONVERSE コンバース〉のシューズを例に、買取の現場では「タグ」のデザインなどから年代を判別し、査定を行なっていることを解説。
一見古く見えても希少価値が付いているモノや、「汚れがあるから…」「破れているから…」という理由で捨ててしまいがちなアイテムでも、「お客さまが予想されている以上に高い買取価格になることもあるんです」と話すと、「へぇ~」と驚きの表情を浮かべる一面も。
実は、買取を行なっていることを驚かれることも多いユニクロのアイテムですが、当日ご用意した1980年代に販売されていたアイテムのように、希少価値が付き高値で買取となるケースもあります。
「自宅のクローゼットにも、もしかするとお宝が眠っているかもしれない」。
そんなことを思わせる査定風景とその裏側。
買取にお持ちいただいたアイテムが、どのように査定されているのか。そのプロセスを少しだけお見せする時間となりました。
「この服も売れるのかな…?」とお感じになった方は、下記のリンクより自宅近くのセカンドストリートを探してみてください。
セカンドストリートと横浜市がともに実現したい未来像
今回の協定締結に至った背景には、人口日本一の規模を誇る横浜市ならではという課題があったのかもしれません。その理由は、吉川局長の言葉からもうかがえます。
横浜市では年間で約260万個の粗大ごみが出ております。家具や家電が中心なのですが、当然粗大ごみの中には使用可能なモノがたくさん含まれているんです。
我々としては、セカンドストリート様と連携を結ばせていただき、使えるモノはしっかりとリユースという形で必要な方にお届けしたいと考えています。
一方、セカンドストリートの高井GMは「リユースの幅広さを実感していただくには、やはりリアル店舗が果たす役割が大きいと思っております。官民一体となって企画を練っていき、より広く情報発信をし循環型社会の実現に向かっていきたい」と、今後の連携に向けた意欲を語っています。
ららぽーと横浜に設置された近隣店舗紹介パネルでも示していたように、横浜市内には現在(2026年6月)17店舗のセカンドストリートがあります。
アパレルだけでなく、生活雑貨や家具、家電なども取り扱う店舗も多くあります。
「まだまだ使えるけど、捨てるしかないのかな…」。
気軽に足を運べるお店が身近にあれば、捨てる以外の選択肢を提供することができ、売ることができれば思わぬ臨時収入につながることになります。
横浜市民の皆さまの身近にあるセカンドストリートの各店舗が地域のインフラとして機能することで、両者がともに描く未来像の実現に向かっていくことができます。
セカンドストリートがこれまでに自治体や企業と行なってきた取り組みや、イベント企画のご依頼などは下記のリンクよりご確認ください。
たくさんの笑顔が生まれた「つくって・つないで・ごみゼロ大作戦」
締結式の後、ららぽーと横浜では協定締結を記念してのコラボイベント『エコチャレンジ つくって・つないで・ごみゼロ大作戦』が開催されました(※)。
※記事公開時点でイベントは終了しています。
ららぽーと横浜に設けられた特設ブースでセカンドストリートは、横浜市の店舗から厳選した約300点のリユースアイテムの販売と買取を実施。
リユースアイテムは、ららぽーと横浜にお越しいただいた皆さまに気軽にリユースを体験いただければという考えから、500円~2,000円というお手頃価格のアイテムのみというラインナップです。
お求めやすい価格でこれからの季節に使いやすいアイテムをそろえていたため、オープン直後から、ららぽーと横浜を訪れた多くのお客さまが興味深そうにご覧になっていました。
買取では、専用のカウンターを設置し本イベント特別企画で衣料・服飾品を通常の買取価格から20%UPするイベントを開催。
こちらもオープン直後からアイテムをお持ち込みいただくお客さまもいて、「明日もやってるなら、明日持って来る」といったお声をいただくなど、普段よりもお得に売れる機会をご活用いただきました。
「不要になったモノ、眠ったままになっているモノを売って、新しいお気に入りを見つける」という“リユースの醍醐味”を、一つの会場で丸ごと体験していただける空間となりました。
手軽に楽しく学べる「だれでもエコたいけん」が子ども達に人気
横浜市のブースでは、誰でも楽しく参加できるワークショップ「かんたん工作 だれでもエコたいけん」が開催されました。
参加無料で、マイクロプラスチックを使ったキーホルダーやオリジナルエコバッグ作りを楽しめる体験型コンテンツとあって、ファミリー層に大人気。
真剣な眼差しでキーホルダー作りに取り組み、完成した自分だけの作品を手に満面の笑みを浮かべる子ども達の姿がとても印象的でした。
横浜市は、日頃から環境学習施設などでこのコラボイベントで行なったようなワークショップを不定期で開催しているそう。
その背景にあるのが、横浜市が2024年に策定した『ヨコハマ プラ5.3(ごみ)計画』で、同市は「燃やすごみに含まれるプラスチックごみの量を2030年度までに2万トン削減する」という目標を掲げています。
この計画は、ごみの大幅な削減を達成した『横浜G30(ジー・サンジュウ)プラン』(2003年策定)、そして、「リデュース」「リユース」「リサイクル」の3Rを推進してきた『ヨコハマ3R夢(スリム)プラン』(2011年策定)から引き継がれたもので、分別とリサイクルの徹底や理解の促進を目指して、さまざまな啓発活動を継続的に行なっています。
親子で楽しめるワークショップもその一環です。
身近なショッピングモールという場所で、大人も子どもも一緒になって楽しみながら参加できた今回のイベントは、より一層リユースを選択肢として感じていただけるきっかけになったはずです。
「クローゼットで眠っているあの服も買い取ってもらえるのかな…」
「買い替える予定だけど、今ある家具はどうしよう…」
とお悩みの方は、ぜひお気軽にお近くのセカンドストリートへ足を運んで、身近なところからリユースを体験してみてはいかがでしょうか。
神奈川県内にあるセカンドストリートをお探しの方は、下記のリンクよりお近くのお店を探してみてください。
横浜市だけじゃない。広がりはじめたセカンドストリートとリユースの輪
さて、セカンドストリートが行なっている自治体や学校などの教育機関と連携する取り組みは、横浜市だけにとどまりません。
全国に900以上の店舗ネットワークを持つセカンドストリートは、これまでにもさまざまな地域や企業とタッグを組み、地域の特色に合わせたリユース推進活動を行なっています。
札幌市とは「ごみ減量イベント」を共同開催
北海道の札幌市とは、多くの人が行き交う札幌駅前の地下歩行空間「チ・カ・ホ」で、衣料品の販売と買取を行なう「ごみ減量イベント」を開催しました。
札幌市は、ごみの減量とリサイクルの推進に取り組んでいて、「捨てない暮らしを当たり前に」をミッションに掲げるセカンドストリートとのタッグで、札幌市民の皆さまにリユースをご体験いただきました。
札幌市とは、2023年と2024年の2度にわたって、ごみ減量に向けた取り組みイベントを行なっています。
「チ・カ・ホ」という札幌市で暮らす皆さまにとって身近な場所で行なったこともあり、2024年はイベントを開催した5日間でリユース受付件数が500件を超えるなど、大盛況のイベントとなりました。
セカンドストリート“こども商店”
2024年には世田谷区の尾山台小学校と連携し、尾山台商店街で開催されたイベントに「セカンドストリート こども商店」を出店しました。
尾山台の子ども達と一緒にセカンドストリートがお店を出したのですが、商品選定からリペア、値段付け、接客など、“すべてを子ども達が主体となって行なう”異例のお店です。
イベント自体が盛況だったこともあり、最初は緊張気味だった子ども達も次第に「どうやったら売れるのかな?」と真剣に考えていました。
お客さまからも「状態が良いのに安い」などといった驚きの声を多くいただき、さまざまな方にリユースを体験していただきました。
尾山台小学校ではまた、「リユース」や「循環型社会」についての講義や体験学習など、リユースを身近に感じてもらう活動も行なっています。
捨てない暮らしを当たり前に
セカンドストリートのミッションは、「捨てない暮らしを当たり前に」することです。
ここまでご紹介してきた北海道札幌市での大規模なごみ減量イベントや、東京都世田谷区の尾山台小学校での講義、セカンドストリート こども商店などのように、セカンドストリートは全国各地の自治体や教育機関、法人企業と連携し、地域に密着したリユース推進活動を行なっています。
全国に展開する店舗ネットワークと、リユース業界のリーディングカンパニーとして培ってきた確かなノウハウを最大限に活かし、ごみの削減や循環型社会の実現といった地域社会の課題解決を力強くサポートいたします。
これまでにセカンドストリートが行なってきたさまざまな取り組み事例は、下記のリンクよりご確認いただけます。
地域課題をリユースで解決する、パートナーとしてのセカンドストリート
今回の横浜市との「粗大ごみのリユース推進に向けた連携協定」締結、そして『ごみゼロ大作戦』を通じて出会った多くの方々の笑顔は、私たちセカンドストリートにとって大きな喜びとなりました。
札幌市でのごみ減量イベントや、尾山台における地域密着型の取り組みでも示しているように、リユースはただの「エコ活動」だけではなく、地域の人々にとってお得で賢く、さらに自発的に楽しむことができる「ワクワクする体験」へと進化させることができます。
これからもセカンドストリートは、全国の自治体や企業の皆さま、そして地域のお客さまと手を取り合い、楽しくて新しい「リユースの輪」を広げていきます。
まずはお気軽に、お近くのセカンドストリートへ足を運んでみてください。
新品よりもお得に購入できるアイテムを探してみたり、「まだ使えるけど、買い替えてから使っていない…」というモノを買取に出してみて、身近なところからリユースを始めてみてはいかがでしょうか。