CHAMPION

チャンピオン
HISTORY

スウェットを完成形に導いた。
1919 | Rochester,USA | Simon Feinbloom

アメリカが未曾有の好景気に沸いていた1919年。東欧からアメリカへと渡ってきたユダヤ系移民、サイモン・フェインブルームが、ニットウェアを販売する〈Knickerbocker Knitting Company〉を設立したところから、〈Champion チャンピオン〉の歴史は始まる。

設立からほどなくしてサイモンが亡くなると、息子であるエイブ&ウィリアム・フェインブルーム兄弟がその意思を受け継ぐとともに、社名を〈Champion Knitting Mills Inc.〉と改め、Tシャツやソックスなどの取り扱いを開始。さらに労働者向けに開発したウール素材のアンダーウェアが米軍の訓練着に採用され、現在のスウェットシャツの原型が出来上がってゆく。

1924年にはミシガン大学を皮切りに、全米の大学にスウェットシャツを納入することで販路の拡大を図り、その品質の高さはアメリカ全土にその名を知られるところとなる。この時のチャンピオン社のスローガンは”One Coach Tells Another”。つまり、チャンピオンのスポーツウェアの品質の高さはコーチたちの間で評判となり、口コミで広がっていったのだ。

1930年代に入ると、製品に番号や大学名をプリントするレタリング加工を開発。当初は大学が生徒に貸し与えていたウェアを管理する目的だったが、このプリントが後のカレッジスウェットへと発展することとなる。

1934年には「リバースウィーブ」を開発し、1938年には特許を取得。それまでは縦に使われていた生地を横に使用すると同時に、両脇に縦リブを施すことで型崩れや縮みを防ぐこの製法は、現在に至るまでチャンピオンのスウェットを象徴するディテールとして知られている。さらに1940年代にはガゼットと呼ばれる首もとの補強パーツが施され、ダブルステッチで縫製強度を高めるなど、さらなる改良が加えられた。

1960年代に入ると、それまでコットン100%であったスウェットの素材に化学繊維が加えられるとともに、半袖のスウェットシャツやパーカー、様々なカラーバリエーションが登場し、製品のラインナップも豊富に。1967年には社名を〈Champion Products〉と改め、その2年後には同社のアイコンと言えるトリコロールのCロゴが誕生。

1989年にはNBAの独占公式ユニフォームサプライヤーとなり、1992年のバルセロナオリンピックでは全米バスケットボールのドリーム・チームの公式ユニフォームに採用。その後も様々な形でスポーツマン達をサポートし続けるチャンピオンというブランドが、名実ともにアメリカを代表するアパレルブランドであることは、誰もが知るところだろう。

厳選されたコットンならではの滑らかな着心地の良さと、長年改良を重ねることにより高い耐久性を実現したチャンピオンのスウェットは、まさに究極のベーシックウェアと呼ぶことができよう。

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