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自転車の適切な買い替え時期はいつ?処分や買い替えの方法まで一気に解説!

【この記事を読めば分かること】
・自転車の寿命目安と買い替え判断の基準
・タイヤ摩耗・サビ・異音など劣化サイン
・買い替えで得られる安全性・機能性の向上
・古い自転車の下取り・売却・処分方法
・モデルチェンジ時期などお得な購入タイミングと長持ちさせるコツ

日頃から自転車に乗る方の中には、「自転車の寿命は何年ぐらいなのか」「不具合が出た場合は、修理と買い替えどちらがよいのだろう?」と気になっている方も少なくないでしょう。

この記事では、自転車を買い替えるタイミングや、買い替えのメリットを解説します。併せて、不要自転車の処分や売り方、お得に自転車を買い替える方法や自転車に長く乗るためのポイントも紹介していきます。

〈2ndSTREET セカンドストリート〉ではおすすめのリユース自転車を取り揃えています。買い替えを検討されている方は、ぜひご確認ください。

自転車の買い替えタイミングはいつ?

自転車の一般的な寿命は、10年程度とされています。ただし、寿命は走行距離や使用者の乗り方、体重、パーツの劣化具合によって変化することに留意しましょう。

通勤や通学、買い物などで毎日自転車に乗っている場合、およそ1~2年程度で消耗品パーツが劣化してくるケースは珍しくありません。パーツの劣化は、タイヤの摩耗やチェーンのサビ、ギアの変形などが挙げられます。これらの劣化が進むと、チェーンが切れたりギアの不調が起きたりといった不具合につながってしまいます。

消耗品パーツの交換だけであれば、費用は安く済みます。しかし、修理箇所が多かったり修理が難しい箇所が劣化・故障したりしている場合は、高額な修理費が掛かることもあるのです。

掛かる費用によっては、買い替えたほうが安いこともあります。その場合は自転車が寿命を迎えた、すなわち買い替えのタイミングと言えるでしょう。

【買い替えか修理か悩んでいる方向け】自転車を買い替えるボーダーライン

自転車の買い替えは、寿命以外にも自転車に異常があったり乗り心地が悪くなってきたりしたときに検討するのがおすすめです。ここからは、どのような異常や不具合が起きたときが買い替えのボーダーラインなのかを具体的に解説します。

タイヤの空気が早く抜けてしまう

今までよりもタイヤの空気が早く抜けてしまう原因は、空気の入り口であるバルブ口を閉じるための「虫ゴム」の劣化が挙げられます。

虫ゴムの交換は、自転車店への持ち込みや自分で交換することも可能です。ただ、タイヤそのものの劣化の可能性がある場合は店舗での修理が必要です。

自転車のタイヤの寿命は3年程度ですが、走行距離としては3,000kmが寿命の目安で、1,000kmを超えると走行性が落ちてくるとされています。ただ、自転車の走行距離を正確に測るのは難しいため、タイヤの溝が浅くなっていないか、表面が摩耗していないかを判断基準にするとよいでしょう。

劣化したタイヤは、空気が抜けやすいだけでなくブレーキの効きも悪くなります。両輪のタイヤ交換が必要で費用が高額になる場合は、買い替えを検討すべきでしょう。

自転車のサビが目立つ

雨や湿気の影響により、ハンドルやフレームなどにサビが発生することがあります。サビは、見た目を損なうのはもちろん、機能や安全性にも影響をおよぼします。例えば、サビを長期間放置すると、パーツ強度の低下やギアチェンジの不調、ハンドル操作やブレーキの効きが悪くなるといった支障が出るため注意しましょう。

市販のサビ取り剤である程度は改善できますが、すでにパーツが破損したりサビが取れなかったりと対処できない場合は買い替えを視野に入れてみてください。

自転車に乗っているときに異音がする

走行中に衝撃音やきしむような音、カラカラという音が出たら、音の原因を特定するために修理に出しましょう。チェーンのたるみやネジの緩みといった単純な原因であれば簡単に修理できますが、ギアに不具合がある場合は注意が必要です。

ギアの不具合の原因には、サビや金属疲労によるパーツの破損などが考えられます。ギアの修理・交換は大掛かりな工程が必要になり、高額な修理費が掛かるおそれがあります。見積もり費用と自転車の寿命次第では、買い替えも手段のひとつとなるでしょう。

自転車のフレームが変形してきた

自転車のフレーム部分が大きく歪んでいるなど、明らかな変形や異常が見られる場合は危険です。フレームが変形する原因には、無理な運転による障害物との衝突、転倒が挙げられます。もし、フレームに亀裂が生じていたら、危険なのですぐに使用をやめましょう。

フレームが変形した自転車は、走行中にフレームが折れるなどの事故が起きかねません。思わぬ事故やケガを避けるためにも、早めの買い替えを検討してください。

子どもの場合は身長や好みの変化も考慮する

子どもは、成長にともない体の大きさや好みが変化します。また、幼い頃に買った自転車をずっと使っていると、パーツの劣化などが起こり安全面でも心配です。

子どもの成長に合わせて、体のサイズに合った自転車へ買い替えることで、事故防止や自転車の上達スピードの向上にもつながります。

自転車を買い替えるメリット

寿命を迎えた自転車でも、修理をすれば乗り続けるのは可能です。「わざわざ買い替えなくてもよいのでは」と感じる方もいるかもしれません。ただ、買い替えることで得られるメリットはご存知でしょうか?

以下では、自転車を買い替えるメリットについて3つ紹介します。

より安全・快適に走行できる

今乗っている自転車は、修理をすれば安全に乗れるようになるかもしれせん。ですが、自転車はさまざまなパーツを組み合わせてできています。年数が経過している自転車は、またすぐに別のパーツが壊れてしまう可能性もゼロではありません。

何度も修理を繰り返すより、買い替えたほうが経済的な場合もあります。買い替えで自転車のすべてが新しくなり、安全かつ快適に走行できるようになります。

新しい技術や機能が搭載された自転車に乗れる

自転車を買い替えることで、以前より新しい技術や機能が搭載された自転車に乗ることができます。

例えば、サビにくい素材やパンクしないタイヤを使用した自転車が挙げられます。最新自転車では、泥除け機能が搭載されているものも少なくありません。

また、規格の変化で古い自転車はパーツの調達が徐々に難しくなります。現在の規格に合った新しい自転車であれば、不具合が起きてもパーツの調達がしやすいでしょう。

そのときの好みやライフスタイルに合ったものを選べる

自転車に乗る用途や好みで、一人ひとりの最適な自転車は異なります。例えば、通勤・通学などである程度の距離を走行するならクロスバイク、持ち運びや屋内保管を想定しているなら折りたたみ自転車が選択肢に入るでしょう。また、坂道が多かったり重い荷物を載せたりするのであれば電動自転車が最適です。

現在の自転車が用途に合っていない場合、自転車を買い替えることでライフスタイルに合った快適な生活を送ることができるでしょう。また、自分の好きなカラーやデザインのものを選べるのも、買い替えならではの魅力と言えます。

不要になった自転車の処分・売り方

自転車の買い替えで困るのが、「今まで乗っていた自転車の処分」ではないでしょうか?ここからは、不要になった自転車の処分方法や売り方について解説します。

自転車の買い替え時に購入店で下取りしてもらう

自転車販売店の多くは、不要な自転車の下取りサービスを実施しています。壊れていても下取りしてくれる場合があるので、手軽に古い自転車の処分が可能です。中には、下取りに出した自転車の防犯登録を解除してくれるお店もあり、手続きの手間を省けます。

ただし、店舗によっては数千円の処分費用や引き取りの出張費用が掛かるため、事前に店舗に問い合わせて確認してください。

リユースショップ・リサイクルショップで買い取ってもらう

有名メーカーの自転車や状態のよいものは、リユースショップ・リサイクルショップや中古自転車の専門店などで買取価格がつきやすいです。例えば、スポーツバイクやロードバイク、クロスバイクなど、人気のタイプや状態によって、買取価格に影響するでしょう。

ただし、状態があまりに悪い自転車やシティサイクルは、買い取りを断られるケースも少なくありません。そのため、店舗に持ち込む前に電話などで確認するとよいでしょう。また、査定前に自転車をメンテナンスし綺麗な状態に整えておくことも重要です。

フリマアプリに出品する

専門店で高値にならない、もしくは納得いく査定額にならないものの、処分するのは気が引けるという方もいるかもしれません。その場合は、自身でフリマアプリに出品するのも手段のひとつです。

フリマアプリは自身で売り値を決められ、送料込みの価格で出品することも可能です。ただし、フリマアプリは個人間での取引となります。そのため、取引相手とのやりとりや購入後のトラブルによるリスクは、あらかじめ留意しておくべきでしょう。

自転車の売り方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

粗大ゴミに出す

下取りや売却以外の方法として、粗大ゴミとして処分する方法があります。費用は自治体によって異なるものの数百円、もしくは処理場へ持ち込めば無料で処分することも可能です。

詳しくは自治体ルールにしたがって手続き、持ち込みを行ないましょう。不明点などは市役所などへ問い合わせ、処分方法を確認してください。

【お得に買い替えたい人必見】おすすめの買い替えタイミングや方法

自転車の買い替えを検討されている方の中には、「できればお得に買い替えたい」と考える方も多いのではないでしょうか。ここからは自転車をお得に買えるタイミングや方法を紹介します。

モデルチェンジの時期を狙う

自転車は、一般的に秋頃(10~11月)にモデルチェンジが行なわれます。この時期は最新モデルが入荷される一方、古いモデルは「型落ち」として価格が下がるケースが少なくありません。

加えて、モデルチェンジ前に値下げセールをする店舗があります。モデルチェンジ後は型落ちモデルの価格が大きく下がるため、その前に在庫を売って損失を防ぐためです。型落ちでも問題なければ、モデルチェンジの時期がお得に自転車を購入できるタイミングと言えるでしょう。

季節に合わせたセールで買う

自転車販売において、新年や新生活、行楽シーズンと一年を通してさまざまな時期にセールが開催されています。また、店舗によってはインターネット限定セールが開催される場合もあるでしょう。

これらのセールのタイミングで買い替えることで、普段よりお得に自転車を購入しやすくなります。その際、人気商品は予約段階で完売することもあるようです。欲しい自転車が決まっている場合は早めにチェックしておきましょう。

中古商品から探す

新品にこだわらない場合は、中古商品から探すのもよいでしょう。新品よりも価格を抑えつつ、欲しい機能やデザインの自転車を購入できます。また、すでに販売終了した限定モデルなど、新品で入手困難な自転車も中古なら見つかる可能性があります。

中古の自転車を購入する場合は、個人間ではなく信頼できるショップで状態のよいものを探して購入するのがポイントです。

また、自転車を安く買うための方法は、こちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

知っておこう!買い替えた自転車に長く乗るためにできること

せっかくの新しい自転車も、乗り方や保管方法を間違えると自転車の寿命を縮めてしまうため注意が必要です。ここでは、自転車を長く愛用するためにできることを紹介します。

屋外での保管を避ける

タイヤやサドル、ハンドルなどの自転車の各パーツは、雨や紫外線に弱いためできる限り室内での保管を心掛けるとよいでしょう。雨風の影響を受けやすい屋外での保管に比べ、劣化を防げます。

もし屋外にしか保管できない場合は、専用カバーを掛けるなどの工夫で雨や直射日光を避けられます。

立ちこぎをしない

立ちこぎは、フレームやタイヤなどのパーツに過度な負荷を掛けるため、自転車を痛める原因となります。自転車に乗るときは、正しい乗り方を心掛けましょう。

また、2人乗りも原則として法令により禁じられているため避けるべきです。

タイヤの空気圧をこまめに確認する

タイヤの空気が少ないまま自転車に乗り続けると、タイヤの劣化が通常より早く進んでしまいます。そのため、定期的にタイヤの空気圧をチェックし、空気を補充することが重要です。

空気圧のチェックは、ロードバイクであれば4~5日、シティサイクルであれば1~2週間に1度行ない、空気を補充しましょう。タイヤの空気は、保管しているだけでも少しずつ抜けていきます。自転車に乗らないときも、定期的に空気圧を確認する習慣をつけるとよいでしょう。

定期的なメンテナンスを行なう

自転車を長持ちさせるためには、2年に1度は定期的なメンテナンスを行ないましょう。メンテナンスは、自転車専門店などで受けるのがおすすめです。

長持ちさせるには定期的なメンテナンスだけではなく、普段のお手入れも大切です。こまめにホコリや汚れを拭き取ったり、チェーンに油をさしたりと、可能な範囲でのお手入れを心掛けましょう。

まとめ

自転車の買い替えは、寿命だけでなくタイヤの摩耗やフレームの変形、走行時の異音などがないかというところが判断材料になります。買い替え後は、古い自転車の適切な処分はもちろん、新しい自転車に長く乗れるよう、保管方法や使用方法に気を配ることが大切です。

また、買い替えに中古自転車の購入を検討されている方は、ぜひセカンドストリートにお任せください。セカンドストリートは全国850店舗以上を展開しており、中古自転車をお求めやすい価格で販売しています。

リユースショップとしての実績も豊富のため、安心して購入できます。また、セカストアウトドア(旧セカンドアウトドア)ではスポーツ用の自転車にも対応しています。ぜひこちらもご利用ください。


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YAMAGATA

YAMAGATA

好奇心旺盛で調べもの好き。納得が行くまで調べます。週末は自然を満喫し、山登りや写真撮影に没頭。幅広い趣味を文章に生かし、皆様に共感いただける内容をお届けできればと考えています。

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