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洗濯機はドラム式と縦型どっちを選ぶべき?選び方のポイントとは

洗濯機を新しく購入する際、ドラム式と縦型のどちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。使用目的やライフスタイルなどの要素を含めて検討することで、自分に最適なタイプが見つかります。

本記事では、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の特徴やメリット・デメリット、選び方のポイントを詳しくまとめています。洗濯機を購入予定の方はぜひ参考にしてみてください。

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のそれぞれの特徴

洗濯機はドラム式と縦型どっちを選ぶべき?選び方のポイントとは

洗濯機には、ドラム式と縦型の2種類に分かれています。まずは、それぞれの特徴について見ていきましょう。

ドラム式洗濯機の特徴

ドラム式洗濯機は、洗濯槽が横向きまたは斜めに設置されているタイプを指します。特徴として、少量の水で洗濯物を上から下へと落としながら汚れを落とす「たたき洗い」を行います。

また、多くのモデルには乾燥機が搭載されており、洗濯から乾燥までを一度にこなせる利便性の高さも魅力です。

縦型洗濯機の特徴

縦型洗濯機は、洗濯槽が縦向きに設置されているタイプを指します。特徴として、水流を利用して洗濯物を擦り合わせる「もみ洗い」を行います。洗浄力が高いため、作業着やスポーツウェアなど、汚れがひどい衣類の洗濯におすすめです。

また、構造がシンプルで価格が抑えられている点も魅力といえます。

ドラム式と縦型洗濯機の違い

洗濯機はドラム式と縦型どっちを選ぶべき?選び方のポイントとは

ドラム式と縦型洗濯機のどちらを購入すべきか、悩んでいる方も多いでしょう。ここからは、双方の違いについて4つの項目に分けて解説します。

洗浄力や仕上がりの違い

ドラム式と縦型洗濯機の洗浄力に大きな差はないものの、「洗い方」に違いがあります。

ドラム式洗濯機は、少量の水で洗濯物を上から下に落とす「たたき洗い」で、衣類へのダメージが少ない点が特徴です。一方で、縦型洗濯機は「もみ洗い」で繊維同士を擦り合わせるため、頑固な汚れにも対応しますが、衣類が絡まりやすい点がデメリットといえます。

カビやすさとお手入れの手間の違い

ドラム式洗濯機は構造上湿気がこもりやすいため、カビが発生しやすくなります。そのため、定期的な掃除や換気が必要です。

一方で、縦型洗濯機はフタが開放的で乾きやすいものの、槽の底に汚れが溜まりやすい点がデメリットです。洗濯機を選ぶ際は、掃除のしやすさも考慮しましょう。

音や振動の違い

ドラム式洗濯機は、乾燥時の音が大きい傾向にあります。そのため、夜間に使用する際は注意が必要です。

一方で、縦型洗濯機は、洗濯時の水流音や脱水時の振動が気になることがあります。洗濯機を選ぶ際は、生活環境に合わせて音や振動の特性を比較検討しましょう。

サイズや設置スペースの違い

ドラム式洗濯機は前開き構造であり、扉が開くことを想定して奥行きのあるスペースを確保しなければなりません。そのため、設置場所に制約が出やすくなります。

一方で、縦型洗濯機は上開きになっており、コンパクトなスペースでも設置可能です。製品によっては比較的小型のドラム式洗濯機もありますが、縦型と比べるとスペースを取る傾向にあります。洗濯機を選ぶ際は、設置スペースに応じた大きさを確認したうえで、使いやすいタイプを選びましょう。

ドラム式と縦型洗濯機のメリット・デメリット

洗濯機はドラム式と縦型どっちを選ぶべき?選び方のポイントとは

ドラム式と縦型洗濯機のどちらを購入すべきか迷っている場合は、それぞれのメリット・デメリットを把握すると判断しやすくなります。ここからは、双方のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

ドラム式洗濯機のメリット・デメリット

ドラム式洗濯機の大きな特徴は「たたき洗い」にあります。少ない水量でも効率よく汚れを落とせるため、節水性が高く、水道代が気になる方にとっては大きなメリットです。

使用する水が少ない分、洗剤の濃度が高くなり、皮脂汚れに対して強い洗浄力を発揮します。また、縦型洗濯機に比べて乾燥時の衣類への負担が少なく、シワになりにくい点も魅力です。

一方で、デメリットとして、販売価格が縦型洗濯機よりも高めである点が挙げられます。また、水量が少ない分、衣類同士が擦れて色移りのリスクがあることも理解しておきましょう。さらに、ドアが横開きのため、設置には広めのスペースを確保する必要があります。

縦型洗濯機のメリット・デメリット

縦型洗濯機は、衣類同士を擦り合わせる「もみ洗い」によって、泥汚れや食べこぼしなどの頑固な汚れが落ちやすい点が特徴です。洗濯槽が縦に設置されており、コンパクトなサイズのモデルが多いため、省スペースでも設置しやすくなっています。

また、ドラム式洗濯機に比べて価格が比較的リーズナブルで、手に入れやすい点もメリットといえるでしょう。

一方で、衣類同士の摩擦により生地が傷みやすい傾向にあります。縦型洗濯機は、ドラム式よりも大量の水を使用するため、水道代が高くなりがちな点も理解しておきましょう。

ドラム式と縦型どっちを選ぶべき?

洗濯機はドラム式と縦型どっちを選ぶべき?選び方のポイントとは

洗濯機を選ぶ際は、家族構成や人気、寿命などを考慮することで、どの洗濯機が適切かを判断しやすくなります。ここでは、4つのポイントについて見ていきましょう。

一人暮らしにおすすめなのは?

一人暮らしの場合、家族世帯と比べて洗濯物の量が少ない傾向にあります。そのため、コンパクトな大きさが特徴の縦型洗濯機でも十分に対応できるでしょう。また、一人暮らしのスペースに設置するのにも適しています。

部屋干しが苦手な方や乾燥機能を重視する場合は、ドラム式洗濯機も検討する必要があります。ただし、ドラム式の設定には、ある程度のスペースを確保しなければなりません。縦型とドラム式のどっちがよいか悩んだ場合は、住居の広さも判断材料に加えるとよいでしょう。

ドラム式は設置スペースの確保が求められるため、住居の広さを考慮して選ぶことが大切です。

一人暮らしに適した洗濯機については、以下の記事でも詳しく解説しています。

家族世帯に向いているのは?

家族世帯の場合、洗濯機の使用回数が多くなる傾向にあるため、乾燥まで一括で済ませられるドラム式洗濯機が向いています。特に共働きの家庭では、家事の時短につながる点が大きなメリットです。

一方で、汚れ物が多い家庭では、洗浄力の高い縦型洗濯機のほうが適しています。たとえば、小さなお子様がいる家庭や、部活動で泥汚れの染み付いた衣類を頻繁に洗うケースがあるでしょう。こういった場合は、縦型洗濯機の「もみ洗い」が役立ちます。

人気があるのはどっち?

近年は、縦型洗濯機よりもドラム式洗濯機のほうが人気です。特に、コンパクトタイプのドラム式が登場したことにより、設置スペースが狭くなりがちな都市部の家庭でも、購入する方が多くいます。

一方で「ドラム式はやめとけ」「デメリットしかない」「二度と買わない」といったSNS上の声やレビューも少なくありません。こうした不満の多くは、設置ミスのほか、排水ホースの不適切な接続やフィルターの掃除不足といったことが原因として多く見られます。

寿命が長いのはどっち?

洗濯機の寿命は、ドラム式洗濯機・縦型洗濯機ともに平均7~10年程度であり、大きな差はありません。ただし、これは一般的な傾向であり、いずれのタイプもメーカーや機種、使用頻度、メンテナンス状況など、さまざまな要素で寿命が変わります。

ドラム式洗濯機の寿命については、以下の記事でも詳しく解説しています。気になる方は参考にしてみてください。

後悔しないための選び方のポイント

洗濯機はドラム式と縦型どっちを選ぶべき?選び方のポイントとは

洗濯機を購入後に後悔しないためにも、ライフスタイルや設置スペースなどを踏まえて、適切なタイプを選ぶようにしましょう。以下では、洗濯機を選ぶ際のポイントを紹介します。

容量で選ぶ

洗濯機は製品によって容量が異なります。そのため、家族の人数やライフスタイルに合わせて適切な容量を選ぶことが大切です。

たとえば、子育て世帯では給食エプロンや体操服、ユニフォームなど洗濯物が多くなる傾向があるため、大容量タイプを選ぶのがおすすめです。一方で、洗濯頻度が多く、1回の洗濯を短時間で済ませたい場合は、小容量タイプが適しています。

設置スペースと搬入経路で選ぶ

洗濯機を選ぶ際は、設置スペースと搬入経路を必ず確認しましょう。容量が大きい機種ほど本体サイズも大きくなるため、設置場所や通路の幅によっては搬入できないケースがあります。

また、ドラム式洗濯機は前開き構造のため、扉の開閉に十分な前方スペースが必要です。一方で、縦型洗濯機は上方向にフタが開くため、上部の空間を確保しておく必要があります。このように、洗濯機のタイプによって求められる設置条件が異なるため、事前の確認が重要です。

洗濯機の設置方法が知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

洗浄機能で選ぶ

洗浄機能も、洗濯機を選ぶうえで確認しておきたいポイントです。モデルによっては、一般的な洗浄機能に加えて「お急ぎコース」「おしゃれ着洗い」「布団洗い」など多彩なコースを搭載したタイプもあります。

また、すすぎや脱水の回数、予約時間などを細かく設定できる機種も多いため、ライフスタイルを踏まえたうえで、適切なタイプを選びましょう。

乾燥機能で選ぶ

洗濯機のなかには、乾燥機能を備えたモデルもあります。たとえば、ドラム式洗濯機にはヒートポンプ方式を採用したタイプが多く、ヒーターを使わず60度以下の温風で除湿・乾燥を行います。電気代を抑えられるうえ、衣類が傷みにくい点が魅力です。

一方で、縦型洗濯機や一部のドラム式洗濯機では、ヒーターを使った高温乾燥が主流です。この方式は衣類が傷みやすく、乾燥に時間がかかる傾向があります。縦型を選ぶ場合は、別途衣類乾燥機の併用を検討するのも1つの方法です。

便利機能で選ぶ

洗濯機を選ぶ際は、便利機能の有無も判断材料の1つになります。たとえば、洗剤の自動投入機能やスマートフォンとの連携、温水洗浄機能など、自分のライフスタイルに合った機能を選ぶことで、洗濯の手間を軽減可能です。

一方で、必要のない機能を省いて価格を抑えるのもよいでしょう。どの機能を重視するかは、使用目的や家庭のニーズに応じて見極めてみてください。

価格帯とコスパで選ぶ

洗濯機を選ぶうえで、価格帯も気になるポイントの1つです。一般的に縦型は本体価格が比較的リーズナブルで、初期費用を抑えられる点がメリットです。

一方で、ドラム式は価格が高めですが、乾燥機能や省エネ性能を活用することで、長期的にはコストパフォーマンスが高くなる場合もあります。そのため、初期費用だけでなく、電気代や水道代といったランニングコストも含めて総合的に検討することが大切です。

静音性で選ぶ

洗濯機を選ぶ際は、静音性にも注目しましょう。特に、集合住宅に住んでいる場合や夜間に洗濯することが多い場合は、運転音が小さいモデルを選ぶと安心です。

あらかじめ各モデルの運転音(dB)を確認し、静音設計かどうかをチェックしておくと、スムーズに選ぶことができます。

ドラム式洗濯機のおすすめモデル

洗濯機はドラム式と縦型どっちを選ぶべき?選び方のポイントとは

ドラム式洗濯機は、省スペース設計や乾燥機能などの利便性から人気を集めています。しかし、用途やライフスタイルによって特徴が異なるため、適したモデル選ぶことが大切です。

ここでは「一人暮らし向け」「家族世帯向け」「コスパ重視」の3項目に分けて、おすすめのモデルを紹介します。

一人暮らし向け

一人暮らし向けのドラム式洗濯機は、容量が7kg程度のコンパクトなモデルで十分役立つでしょう。特に、短時間コースやお急ぎモードを搭載している機種を選ぶと、忙しい日でもスムーズに洗濯できます。

たとえば、〈AQUA アクア〉の「まっ直ぐドラム AQW-D10P-L」や、〈Panasonic パナソニック〉の「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-SD10HAL」がおすすめです。設置スペースを考慮しながら、使いやすさと機能を兼ね備えたモデルを選びましょう。

家族世帯向け

家族世帯向けのドラム式洗濯機は、10kg以上の容量があると便利です。家族全員分の洗濯物を一度にまとめて洗えるため、時間や手間を大幅に省けます。

「自動洗浄」や「洗剤・柔軟剤自動投入」機能を備えたモデルであれば、家事負担の軽減にもつながるでしょう。

たとえば、〈HITACHI 日立〉の「BD-SG110HL W」や、パナソニックの「NA-VG2700L-K」などがおすすめです。

コスパ重視

コスパ重視でドラム式洗濯機を選ぶなら、必要な機能だけに絞ったシンプルなモデルがおすすめです。たとえば、〈TOSHIBA 東芝〉の「ZABOON TW-127XM4L(W)」や、〈SHARP シャープ〉の「ES-S7K-CL」などは、価格を抑えつつ基本性能が充実しています。

少しでも安く購入したい場合は、リユースショップを利用するのがおすすめです。〈2nd STREET セカンドストリート〉では、さまざまなメーカーのドラム式洗濯機をリーズナブルな価格で販売しています。購入を検討中の方は、ぜひお気軽にご利用ください。

縦型洗濯機のおすすめモデル

洗濯機はドラム式と縦型どっちを選ぶべき?選び方のポイントとは

縦型洗濯機は、強力な洗浄力やコンパクトなサイズ感により、多くの家庭に支持されています。特に、頑固な汚れをしっかり落としたい方や、設置スペースに制約がある住環境では、縦型モデルが適しているでしょう。

ここでは、縦型洗濯機のおすすめモデルを、「一人暮らし向け」「家族世帯向け」「コスパ重視」の3項目別に紹介します。

一人暮らし向け

一人暮らし向けの縦型洗濯機には、コンパクトで扱いやすい5~6kg程度の容量がおすすめです。限られた設置スペースにも対応しやすく、少量の洗濯物を効率よく洗えます。

たとえば、アクアの「AQW-V7R」や、パナソニックの「Fシリーズ NA-F5B3」などは、シンプルな操作性と十分な機能を備えているため、一人暮らしにおすすめです。

家族世帯向け

家族世帯向けの縦型洗濯機を探している場合は、家族の人数を踏まえて検討しましょう。4人家族の場合は、10g以上の大容量モデルがおすすめです。

1度に大量の洗濯物を効率よく洗えるため、家事の手間を減らせます。たとえば、パナソニックの「FAシリーズNA-FA12V3」や、日立「ビートウォッシュBW-X120K」などは、洗浄力と使いやすさを兼ね備えています。

コスパ重視

コスパ重視で縦型洗濯機を選ぶなら、アイリスオーヤマやアクアの製品がおすすめです。〈IRIS OHYAMA アイリスオーヤマ〉の「OSH ITW-100A02-W」や、アクアの「AQW-P7N」は、必要な機能を備えつつ価格を抑えたモデルとして人気があります。

セカンドストリートではさまざまなメーカーの縦型洗濯機をリーズナブルに取り扱っています。できるだけお得に洗濯機を購入したい方は、ぜひお気軽にご利用ください。

まとめ

洗濯機は、ドラム式と縦型の2種類に分けられ、それぞれ特徴が異なります。購入を検討している場合は、ライフスタイルや使用方法、洗濯の頻度などを踏まえて、適切なタイプを選ぶことが大切です。

また、コスパも重視すべきポイントです。リユースショップを活用すると、よりリーズナブルな価格で人気のモデルを購入できる可能性があります。

全国に850店舗を超える実店舗とオンラインストアを運営する、セカンドストリートでも洗濯機を取り扱っています。ぜひお気軽にご利用ください。


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Nakazima

Nakazima

ジャンルを問わず、さまざまな情報を執筆するWebライターです。 リサーチ好きでお得な商品を探しに出かけることもしばしば。趣味を生かしながら、生活のヒントになるような記事をお届けしたいと思っています。

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