一人暮らしの部屋で、ハウスダストやペット、タバコのにおいが気になるときなどは、空気清浄機を設置して快適に過ごしたいものですよね。一人暮らしの部屋にぴったりの空気清浄機がないか探している方もいるのではないでしょうか。
今回は、一人暮らしに適した空気清浄機の選び方を解説すると共に、一人暮らしにおすすめの空気清浄機17選をご紹介します。
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一人暮らし向け空気清浄機のおすすめの選び方
一人暮らし向けの空気清浄機の購入を検討している方は、ぜひ選び方のポイントを押さえておきましょう。
一人暮らしの部屋に合った空気清浄能力か
空気清浄機には各製品ごとに「適用床面積」があり、規定の粉じん濃度の汚れを清浄できる部屋の広さが決まっています。一般的に、適用床面積は実際の部屋の広さに対して、2倍以上が目安とされています。これにより、空気清浄機能を十分に発揮しやすくなり、結果的にフィルターも長持ちします。
適用床面積は、適用畳数として示されることもあります。
一人暮らしの部屋として、例えば6畳の部屋に設置する空気清浄機を購入する際には、適用畳数12～18畳程度がおすすめです。
一人暮らしの部屋に合ったサイズやデザインか
空気清浄機の本体サイズは、一人暮らしの部屋に合ったコンパクトなものがおすすめです。適用床面積や機能とのバランスも考えて検討しましょう。またインテリアにマッチするかどうか、デザインやカラーなども十分に検討することをおすすめします。
目的に合ったフィルターか
空気清浄機に付属のフィルターの性能は、製品ごとに異なります。空気清浄機を使いたい目的に合わせて、適したフィルターかどうかを十分確認しましょう。
空気清浄機には、一般的にプレフィルター、集じんフィルター、脱臭フィルターが搭載されています。特に集じんフィルターはメーカーや機種によって機能が異なります。例えば、花粉を除去するために空気清浄機を購入する場合は、花粉を効果的に除去する集じんフィルターを搭載したものを選びましょう。
また、ペットのにおい対策として購入する場合は、脱臭フィルターの性能にこだわるのもおすすめです。
必要な機能は付いているか
機能面では、主に次のものが挙げられます。必要な機能が付いているかをよく確認して目的に合ったものを選びましょう。
・除湿・加湿機能
除湿機能と加湿機能の両方を求める場合は除加湿空気清浄機、加湿機能を求める場合は加湿空気清浄機がおすすめです。カビ対策を行いたい場合は、除湿機能付きであればより良いでしょう。
・花粉対策
花粉シーズンには、花粉対策機能付きの空気清浄機がおすすめです。特に、集じん力の高い「HEPAフィルター」を搭載したモデルは、細かい穴で空気中の汚れを除去します。また、空気中の粒子を迅速に検知してモードを切り替えることができるためセンサー感度の高さも魅力です。
・脱臭機能
部屋の空気をきれいにするだけでなく、ペットやタバコのにおいも一緒に除去したいと考える場合は、脱臭能力が高いものを選びましょう。
・メンテナンス性
空気清浄機は、フィルターを定期的に掃除することで長持ちさせることができます。そのため、メンテナンスしやすい製品を選ぶことがおすすめです。例えばフィルターが取り外しやすく、掃除機や水洗いなど簡単に行えるように設計されている製品もあります。
こうしたポイントをチェックすることで、日々のお手入れが楽になり、空気清浄機の性能を長く維持することができるでしょう。
一人暮らし向け空気清浄機のおすすめ商品17選
一人暮らしの空気清浄機選びは、目的や好みに応じて異なります。そこで、ここでは「安い」「デザイン性が優れている」「加湿機能付き」「脱臭・花粉機能付き」の4タイプに分けて17商品をご紹介します。
「安いモデルがいい」人におすすめの空気清浄機5選
・〈IRIS OHYAMA アイリスオーヤマ〉「空気清浄機 PAP-01」
コンパクトなサイズの適用畳数9畳の製品です。1万円以下の低価格でありながら、機能が充実しています。素早くお部屋の空気を清浄する強力集じんフィルターを搭載しており、円柱型の構造なので、360度全方向から空気の微細な汚れをキャッチします。一人暮らしはマンションなどの集合住宅が多いため、静音設計も魅力です。
・〈ZOJIRUSHI 象印マホービン〉「PU-SA35」
適用床面積16畳（26平米）までのスリムでコンパクトな低騒音モデルです。比較的価格が抑えられている中でも、特に低騒音なのが魅力です。静音モードでは19dBであり、木の葉の触れ合う音が20dBといわれているので、相当静かです。最大風量運転時でも44dBで、図書館の中は40dBといわれるため、それと比較しても静かといえます。集じんフィルターと脱臭フィルターが一体となっていてお手入れが簡単なのも特徴です。
・〈SHARP シャープ〉「空気清浄機 6畳 FU-RC01」
円柱型のコンパクトなサイズの製品で、比較的価格が抑えられています。おすすめ畳数は～約6畳です。360°下吸い込みが可能であり、全周吹き出し口から、シャープ独自の空気浄化技術である「プラズマクラスター7000」のイオンを放出。花粉にも対応します。集じん機能と脱臭機能が一体化しているフィルターにより、しっかり集じんと脱臭を行えます。
・〈VeSync ウィーシンク〉「Levoit Core 300 空気清浄機」
適用床面積は～20畳と広範囲に活用できる空気清浄機です。ウィーシンクの空気清浄機はいずれも購入しやすい価格でありながら、機能も十分に備えています。生活臭に対応する脱臭活性炭フィルターと、菌やウイルス、PM2.5を除菌する機能、花粉やカビ対策などに役立つ静電HEPAフィルター、大きなほこりや毛、ハウスダストをキャッチするプレフィルターを搭載しています。円柱型で、360度全方位からパワフルに吸引します。
・〈C:NET シィー・ネット〉「空気清浄機 AAH201WH」
できるだけ価格を押さえたい人におすすめなのがシィー・ネットの空気清浄機 AAH201WHです。コンパクトで手軽に持ち運びもできる製品で、適用床面積は10畳です。活性炭とHEPAと抗菌フィルターを合わせた高性能フィルターを搭載。空気の汚れがわかるコンディションライトを搭載しているので、パッと見てすぐにわかって便利です。
「デザイン性が優れているモデルがいい」人におすすめの空気清浄機5選
・〈Electrolux エレクトロラックス〉「空気清浄機 FA31-202」
スウェーデン発という北欧らしいデザインが目をひく家電メーカーです。エレクトロラックスの空気清浄機はコンパクトな設計で、一人暮らしの部屋にもフィットし、最大約16畳まで適用できます。円柱型で、パワフルな集じん力で室内の空気を360度全方位から吸い込みます。自動でリアルタイムの空気の状況を検知し、ファンスピードが切り替わります。
・〈Dyson ダイソン〉「Dyson Purifier Hot+Cool Gen1 空気清浄ファンヒーター ホワイト／ホワイト (HP10 WW)」
オリジナリティあふれる輪のデザインが特徴的なダイソンの空気清浄機です。この製品は、1台で空気清浄機とヒーターと扇風機の3役をこなし、1年を通じて活用できます。適用床面積は8畳（30分）、25畳（60分）で、一人暮らしの部屋にも適しています。サイズはA4サイズにおさまるほどコンパクトで、幅をとらないのも魅力です。
・〈cado カドー〉「LEAF 130 （AP-C130）」
コンパクトで空間を損なわないデザインで知られる家電メーカー、カドーの空気清浄機です。落ち着いた色合いに、コンパクトな円柱型のデザインは、他メーカーとは一味違う装いです。適用床面積は17畳（28平米）で、特に除菌性能にこだわっています。また高性能HEPAフィルターを採用した専用フィルターと組み合わせることによって、ウイルスや菌などの有害物質を効果的に除去します。
・〈Blueair ブルーエア〉「Blue Max 3250i」
スウェーデン発の空気清浄機ブランドです。北欧ならではのシンプルかつスタイリッシュなデザインで、一人暮らしの部屋を飾ってくれます。適用床面積は22畳（37平米）で、ウイルスからPM2.5、ほこり、花粉、ペットのフケなどの他、タバコ臭や調理臭、ペット臭まで除去できるフィルターを搭載しています。
・〈±0 プラスマイナスゼロ〉「空気清浄機 X020」
デザイナーと製造会社と販売会社が共同で開発している日本発のブランドで、シンプルながらアートのように楽しめるデザインが魅力です。プラスマイナスゼロの空気清浄機は、スリムで置きやすい形にこだわっている上に、除菌HEPAフィルターを搭載していることから性能も期待できます。適用床面積は15畳で、性能も一人暮らしの部屋にマッチします。
「加湿機能付きモデルがいい」人におすすめの空気清浄機5選
・〈SHARP シャープ〉「加湿空気清浄機 KC-T50」
適用床面積は～23畳（38平米）とパワフルに活用できる加湿機能付き製品です。薄型デザインなので、一人暮らしの部屋にもフィットします。水を入れるタンクのキャップに簡単に装着できる「Ag＋イオンカートリッジ」により、ぬめりやにおいの原因となる水中の菌を抑制します。
・〈DAIKIN ダイキン〉「加湿ストリーマ空気清浄機 MCK505A」
空気清浄機としての性能に安心感のあるダイキンの加湿機能付き製品です。パワフルに加湿できることに加えて、ストリ－マという独自開発の空気清浄技術によって加湿する水や本体内部を清潔にします。適用床面積は～22畳（37平米）で広いですが、一人暮らしの部屋にも適しているスリムタワー型です。
・〈IRIS OHYAMA アイリスオーヤマ〉「加湿空気清浄機 HXF-C25」
手軽な価格が魅力のアイリスオーヤマの加湿空気清浄機です。適用床面積は、空気清浄10畳、加湿空気清浄8畳です。きれいな空気にしながら、加湿によってうるおいもプラスされます。3方向から吸引する仕様で、床の空気まで吸引することから、ペットを飼う部屋にもおすすめです。
・〈Panasonic パナソニック〉「ナノイーX搭載 加湿空気清浄機 F-VXW55」
パナソニック独自の技術ナノイーXを搭載しており、空気中のカビや花粉、菌・ウイルス、においなどさまざまな有害物質を抑制します。特に花粉に対応する製品として人気で、同時に加湿機能はパワフルかつスピーディー。加湿畳数は木造で8.5畳（14平米）、プレハブで14畳（23平米）、加湿と空気清浄畳数は23畳（38平米）となっています。
・〈Dyson ダイソン〉「Dyson Purifier Humidify+Cool 加湿空気清浄機 ホワイト／シルバー (PH03 WS N)」
ダイソンの洗練されたデザインの空気清浄機シリーズのうち、加湿機能付きのモデルです。この製品は空気清浄機と扇風機と加湿器の3役をこなします。空気清浄適用床面積は12畳 (30分) 、加湿能力としての適用床面積はプレハブ住宅洋室（約14平米）で10畳、木造住宅和室（約8平米）で6畳です。
「脱臭・花粉機能付きモデルがいい」人におすすめの空気清浄機2選
・〈Panasonic パナソニック〉「次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ ～12畳」F-MV2300
特に脱臭機能を求めている人におすすめなのが、パナソニックのジアイーノF-MV2300です。業務用として使われてきた次亜塩素酸による空気清浄テクノロジーを採用しており、除菌・脱臭性能に優れています。ペットのおしっこやうんちのにおいを脱臭することが確認されているため、ペットを飼う家庭には特におすすめです。適用床面積の目安は～12畳（～20平米）です。
・〈IRIS OHYAMA アイリスオーヤマ〉「空気清浄機 IAP-A25」
花粉対策をしたい人におすすめなのがアイリスオーヤマのIAP-A25です。コンパクトな本体に内蔵されている集じん脱臭フィルターは、花粉やPM2.5、微細な粒子までしっかり除去してくれます。小型なのでリビングテーブルの上に置くこともできます。適用床面積は10畳（17平米）となっており、一人暮らしの部屋にも適しています。
まとめ
一人暮らしに適した空気清浄機の選び方とおすすめの空気清浄機17選をご紹介しました。まずは空気清浄機を購入する目的を明確にした上で、広さなども考慮して最適なものを選びましょう。
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