引っ越しは、家電の買い替えや新規購入のきっかけになります。しかし、生活に必要な家電は多く、すべてを一度に揃えるには多くの費用がかかってしまいます。
本記事では、引っ越し時に家電を購入する際のポイントやコストを抑えるためのヒント、不要になった家電の処分方法などを解説します。引っ越しの予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
引っ越し家電は「購入」「持参」どっちが正解?メリット・デメリットを比較

新居に合わせて家電を新しく購入するか、これまで使っていたものを持ち込むか悩む方も多いでしょう。それぞれにメリット・デメリットがあるため、状況に応じた判断が大切です。
ここでは、「購入」と「持参」のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
引っ越し時に家電を購入するメリット
引っ越しを機に家電を購入する大きなメリットは、新生活をより快適にスタートできる点です。特に、最新モデルは機能性が高いだけでなく、省エネ性にも優れています。これにより、電気代の節約につながるうえ、衛生面に対する不安の軽減も期待できるでしょう。
また、エアコンやテレビ、冷蔵庫などは、部屋の大きさやライフスタイルに適したサイズが異なります。新居の条件に合わせた製品を選べる点も、新たに家電を購入するメリットです。
さらに、家電を買い替えると気分が一新され、新生活に向けたモチベーションが自然と高まります。このように、引っ越しを機に家電を揃えることは、実用性と心理面の両方において価値ある選択といえるでしょう。
引っ越し時に家電を購入するデメリット
引っ越しに合わせて家電を新調する場合、デメリットとして挙げられるのが費用面です。冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの主要家電を複数買い揃えるとなれば、数十万円単位の出費になるケースも珍しくありません。加えて、旧居で使用していた家電を処分する際は、リサイクル料金や処分費用がかかります。
また、新しい家電の選定から設置日程の調整、不要になった家電の処分まで多くの作業が発生する点もデメリットです。引っ越しの準備と並行してこれらの作業を行えば、時間的にも大きな負担がかかるでしょう。
家電の買い替えを検討する際は、費用や労力を考慮しつつ、慎重に計画を立てることが大切です。
引っ越し時に家電を持参するメリット
使用している家電をそのまま新居で使う場合、コストが抑えられる点がメリットとして挙げられます。新たに家電を一式揃える必要がないため、初期費用を大幅に削減することが可能です。引っ越し時は、出費が重なる時期であり、家電の購入にかかる費用の節約は大きなメリットといえるでしょう。
また、使い慣れている家電を新居でも使うことで、新生活をスムーズに始められる場合もあります。
旧居で使っていた家電が良好な状態であれば、持参する手段は経済的・実用的の両面で適した選択といえるでしょう。
引っ越し時に家電を持参するデメリット
引っ越し先に家電を持参する場合、コスト面のメリットはあるものの、不便な点も少なくありません。特に、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、梱包や運搬に手間がかかります。自力で運ぶのは困難であり、状況によっては引っ越し業者に依頼するケースもあるでしょう。
また、新居の間取りや雰囲気に、使っていた家電がマッチするとは限らない点も注意が必要です。サイズが大きすぎて設置できなかったり、インテリアと調和しなかったりする可能性もあります。
そのため、使用していた家電をそのまま使うかは、慎重な判断が大切です。家電の状態だけでなく、新生活に合っているかを見極めたうえで、持参か買い替えかを検討しましょう。
引っ越す際に必要な家電製品と費用の目安

快適な暮らしを実現するには、生活に必要な家電を揃える必要があります。しかし、すべて揃えるとなると多くのコストがかかるため、実現が難しい方もいるでしょう。
ここでは、引っ越し時に必要となる代表的な家電と費用の目安について解説します。
キッチン家電
キッチンは生活に欠かせない場所であり、最低限の家電が揃っていないと料理する際に不便に感じてしまうでしょう。冷蔵庫や電子レンジはもちろん、電気ケトルや炊飯器、トースターなども早めに用意しておくと安心です。調理スタイルに応じて、IHクッキングヒーターや食洗機を検討するのもよいでしょう。
特に、冷蔵庫は容量や機能によって価格帯が大きく異なるため、必要なサイズを見極めて選ぶことがポイントです。キッチン家電だけでも数万円~十数万円の予算を想定しておくうようにしましょう。
下表では、キッチン家電の購入にかかる費用目安をまとめています。
| 家電名 | 費用目安 |
| 冷蔵庫 | 5万~15万円 |
| 電子レンジ | 1万~3万円 |
| 電気ケトル | 3,000~7,000円 |
| 炊飯器 | 1万~3万円 |
| トースター | 5,000~1万円 |
| IHクッキングヒーター | 8万~20万円 |
| 食洗機 | 5万~30万円 |
生活家電
洗濯や掃除などの家事をスムーズにこなすには、生活家電の準備も欠かせません。特に洗濯機や掃除機は、引っ越し後すぐに使うケースが多いため、早めに準備しておきましょう。また、アイロンや衣類スチーマーは、仕事着や外出着の手入れに役立ち、布団乾燥機は湿気対策やダニ予防に役立ちます。
それぞれの家電はサイズや機能によって価格帯が変動するため、用途に応じて適切なモデルを選ぶことが大切です。生活家電は全体で数万円~十数万円の予算を見込んでおくとよいでしょう。
下表では、生活家電の購入にかかる費用目安をまとめています。
| 家電名 | 費用目安 |
| 洗濯機 | 3万~10万円 |
| 掃除機 | 1万~5万円 |
| アイロン | 3,000~1万円 |
| 衣類スチーマー | 5,000~2万円 |
| 布団乾燥機 | 5,000~2万円 |
空調・季節家電
季節に限らず快適な暮らしを実現するには、空調や季節家電の準備も必要です。特にエアコンが、新居に備え付けられていない場合は早めの購入をおすすめします。加えて、扇風機やサーキュレーター、加湿器なども、室内環境を整えるために便利です。
また、冬場は電気毛布やこたつがあると暖房効率も上がり、電気代の節約につながります。こうした家電は使用時期が限られているものの、快適性を考えると用意したほうが賢明です。予算を考慮しながら、適切なアイテムを選択しましょう。
下表では、空調や季節家電の購入にかかる費用目安をまとめています。
| 家電名 | 費用目安 |
| エアコン | 5万~15万円 |
| 扇風機 | 3,000~1万円 |
| サーキュレーター | 3,000~1.5万円 |
| 加湿器 | 5,000~2万円 |
| 電気毛布 | 5,000~1万円 |
| こたつ | 1万~2.5万円 |
バス・トイレ・身だしなみ家電
バス・トイレまわりで使用する家電は、毎日の身だしなみや衛生管理に役立ちます。ドライヤーや電動歯ブラシ、シェーバー、ヘアアイロンなどは、引っ越してからすぐに使う機会が多いアイテムです。早めに準備することをおすすめします。
これらのアイテムは、製品ごとに価格帯や性能に差があります。そのため、快適さや機能性を重視しながら、予算を踏まえて購入を検討するようにしましょう。
下表では、バス・トイレ・身だしなみ家電の購入にかかる費用目安をまとめています。
| 家電名 | 費用目安 |
| ドライヤー | 3,000~2万円 |
| 電動歯ブラシ | 3,000~2万円 |
| ヘアアイロン | 3,000~1.5万円 |
| シェーバー | 5,000~2万円 |
AV・通信家電
快適な日常生活やリモート環境を整えるうえで、AV・通信家電も購入するべきアイテムの1つです。一家団欒の中心となるテレビのほか、インターネット接続を安定させるには、Wi-Fiルーターもあるとよいでしょう。また、音響環境を充実させたい場合は、スピーカーやプロジェクターも必要です。
これらの家電は、性能やブランドによって価格に違いがあります。自身のライフスタイルを踏まえたうえで、適したスペックのものを選びましょう。ネット環境を整備する際は、契約手続きや設置工事を要するケースが多いため、事前準備も含めた計画が重要です。
下表では、AV・通信家電の購入にかかる費用目安をまとめています。
| 家電名 | 費用目安 |
| テレビ | 3万~15万円 |
| Wi-Fiルーター | 5,000円程度 |
| スピーカー | 5,000~10万円 |
| プロジェクター | 3万~20万円 |
その他の電化製品
引っ越し時に必要なものは、生活家電やキッチン家電などだけではありません。たとえば、厳密には家電に含まれないものの、照明器具は夜間に欠かせないアイテムです。
新居に照明が備え付けられていない場合は、シーリングライトやペンダントライトなどを用意しなければなりません。
照明器具は、種類やデザイン、明るさなどにより価格帯が幅広く設定されています。引っ越し先で照明に困らないように、必ず準備しておくようにしましょう。
下表では、照明器具の購入にかかる費用目安をまとめています。
| 家電名 | 費用目安 |
| シーリングライト | 1万円程度 |
| ペンダントライト | 1万円程度 |
| デスクライト | 5,000円程度 |
引っ越しを機に家電を購入する際のタイミング

引っ越しを機に新しい家電を揃えたいけれど、購入のタイミングに迷うという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、家電を買うべき時期について「引っ越し前」「引っ越し後」に分けて紹介します。
引っ越し前に家電を購入する
入居初日の生活から必要になる家電は、引っ越し前に購入する必要があります。たとえば、冷蔵庫や洗濯機、照明器具は、引っ越し当日からすぐに使える状態にしておきましょう。また、季節によってはエアコンも早めに用意することをおすすめします。
新しい家電を導入する際は、旧居の不要な家電を事前に処分しておくと、搬出・搬入がスムーズです。購入のタイミングで、配送日を引っ越し当日に指定すると、新居での設置作業を効率的に行えます。
引っ越し直後は、荷解きや片付けで慌ただしくなることがほとんどです。最低限必要な家電をリストアップしたうえで、余裕を持って新生活を開始できるように準備しましょう。
引っ越し後に家電を購入する
引っ越し後の購入が適している家電は、すぐに使用する必要がないものや、設置場所を確認してから選びたいアイテムです。
たとえば、テレビはスマートフォンやタブレットで一時的に代用できるため、すぐに準備する必要はありません。また、間接照明や細かなキッチン家電なども、実際のレイアウトやインテリアとの相性を見ながら検討すれば、購入後のミスマッチを避けられます。
このように、家電の種類によっては引っ越し先で暮らし始めてから整えたほうがよいものも少なくありません。引っ越し前に購入すると、インテリアに合わず無駄になる可能性もあるため、どの時期が適切かを慎重に判断するようにしましょう。
引っ越しの際の家電はどこで買う?

引っ越しを機に家電を買い替える際、どこで購入するか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。新品の家電を購入する際は、家電量販店とオンラインショップがおすすめです。
ここでは、引っ越しの際の家電をどこで買うべきか、購入先ごとの特徴を踏まえて解説します。
家電量販店
家電量販店は、引っ越し時の家電購入先として定番の1つです。家電量販店であれば、テレビ画面の大きさや冷蔵庫の収納力、洗濯機のサイズ感など、カタログや写真だけではわかりにくい仕様を実際に見て確認できます。
また、家電量販店では販売員から直接説明を受けられるため、製品ごとの違いやライフスタイルに合った機種の提案をしてもらえます。どの製品を選ぶべきか迷っている方にとって、適した購入方法といえるでしょう。
ただし、引っ越しに合わせて購入する場合は、在庫状況や配送スケジュールの確認が必要です。進学・就職シーズンやボーナス時期などの繁忙期は、希望日に配送できないケースもあります。快適な新生活をすぐに開始するためにも、早めに下見と手配を済ませておきましょう。
オンラインショップ
オンラインショップも、引っ越し時に家電を購入する便利な手段です。オンラインショップであれば、時間や場所を問わず、自宅にいながらじっくりと商品を比較検討できます。
さらに、ネット限定のセールやクーポンを活用すれば、家電量販店よりもお得に購入できるケースも少なくありません。ポイント還元制度などを上手に活用すれば、引っ越しで出費がかさむ時期に、家計の負担を軽減できます。
一方で、実物を確認できない点が懸念点といえます。質感や実際のサイズ感などは、画像だけでは判断しきれません。届いてから新居に合わないことに気づくケースもあるため、慎重に検討するようにしましょう。
引っ越しを機に家電を購入する際にはリユースショップ・リサイクルショップがおすすめ

引っ越しには、引っ越し業者への依頼費や敷金・礼金などのコストがかかります。出費が何かとかかるため、できるだけ家電の購入費を抑えたいと考える方も多いでしょう。
新品にこだわらないのであれば、リユースショップやリサイクルショップの活用がおすすめです。製品によっては、新品同様に状態のよい家電を定価よりもリーズナブルな価格で購入できる可能性があります。
製造年式や機能、保証の有無などを確認しながら選べば、新品にこだわらなくても十分満足できるアイテムを見つけられるはずです。
引っ越しを機に家電を購入する際の注意点

引っ越しを機に家電を購入する場合は、いくつかの注意点を事前に把握しておくと、選定や準備がスムーズに進みます。ここでは、特に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
新しい部屋の寸法を確認しておく
引っ越しを機に家電を購入する際は、事前に新居の寸法を確認しておくことが大切です。冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、設置スペースに対してサイズが合っているかを事前にしっかり確認しましょう。
寸法を確認せずに家電を購入すると、「設置スペースに収まらない」「扉が十分に開かない」などの不具合が生じる可能性があります。また、実際に設置してみると圧迫感があり、部屋が狭く感じられるといった問題も少なくありません。そのため、見た目だけではわかりにくい奥行きや高さも含めて、三方向すべてを測るようにしましょう。
家電のサイズと部屋の広さ・レイアウトのバランスを考慮することで、部屋の圧迫感がなくなり、新生活を快適に過ごせます。
設置場所を決めておく
家電を購入する前に、あらかじめ設置場所を決めておくことも重要なポイントです。家電は電源を使用するものが多く、コンセントの位置を踏まえて検討する必要があります。
配置を決めずに購入してしまうと、ケーブルがコンセントまで届かなかったり、延長コードが必要になったりするので注意しましょう。コードの露出が多いと、掃除の邪魔になるだけでなく、安全面でのリスクにもつながります。
設置場所を考える際は、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電から優先的に位置を決めるとスムーズです。そのうえで、小型家電の配置を検討しましょう。家具の配置と動線が整えば、家事効率も高まります。
搬入経路を確認しておく
引っ越しを機に家電を購入する場合、設置場所の寸法だけでなく、搬入経路の確認も忘れないようにしましょう。冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、本体サイズに加えて、玄関ドアや廊下の幅、階段の広さといった搬入経路が確保できているかを事前に確認すべきです。
集合住宅の場合は、エレベーターの扉の幅や奥行きも計測しておきましょう。階段しか使えない建物では、踊り場で曲がりきれなくなったり、壁にぶつかったりする可能性があります。
搬入をスムーズに進めるには、購入前の下調べが欠かせません。採寸の際は、家電の幅や高さに加えて、回転もしくは傾けるための余裕も想定しておくと安心です。
引っ越し時の家電の梱包・運搬のコツ

引っ越し時に家電を運搬する際は、梱包を含めてコツを押さえることが大切です。ここでは、家電の梱包・運搬のポイントを2つ解説します。
引っ越し時の家電の梱包のコツ
家電を運ぶ際、どこまで梱包すればよいか悩む方も多いでしょう。
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、引っ越し業者に任せるケースが多いものの、事前に埃を拭き取り、配線をまとめておくと運搬時のトラブルを減らせます。また、保護剤や毛布を使って本体を包み、角や取っ手には緩衝材を当てると、キズがつきにくくなるので安心です。
一方で、電子レンジや炊飯器などの小型家電は、ダンボール箱に入れて梱包しましょう。箱のなかで動かないように、タオルや新聞紙、緩衝材などを使って隙間を埋めると破損を防げます。元箱がある場合は、活用するとより安全に運ぶことが可能です。
冷蔵庫の電源を切るタイミングや水抜きの方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
引っ越し時の家電の運搬のコツ
家電を安全に運搬するには、梱包だけでなく積み方や持ち運び方にも注意が必要です。特に大型家電は重量があり、取り扱いを誤ると本体の破損や事故の原因になるため、慎重に作業を進めましょう。
冷蔵庫を運ぶ際は、横倒しにせず立てた状態での移動が基本です。倒して運ぶと、コンプレッサーや冷媒に悪影響を及ぼす可能性があります。運搬中や保管時は、常に垂直を保つよう心がけましょう。
また、運搬中に滑らないように、毛布や滑り止めマットなどを敷いて安定させることも大切です。積み込みの際には、重い家電を下に、軽い荷物を上にすると安定します。
引っ越しを機に不要となった家電の処分方法

引っ越しのタイミングで、家電が不要になることもあります。ここでは、家電の処分方法を3つ解説します。
粗大ごみとして処分する
不要になった家電は、自治体の粗大ごみ回収を利用して処分できます。自治体ごとに粗大ごみの基準や回収条件が異なるため、事前に居住地のルールを確認しておきましょう。また、回収には申し込みや処理券などの準備が必要になるケースが多く、引っ越し前に余裕を持って手続きを進める必要があります。
なお、エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機などの特定家電については、家電リサイクル法の対象であり、粗大ごみとして回収しない自治体がほとんどです。これらの家電を処分する際は、法律に基づいて正しくリサイクルを行いましょう。
引っ越し業者に回収を依頼する
不要になった家電を手早く処分したい場合は、引っ越し業者に回収を依頼する方法があります。引っ越し作業と同時に不要品の処分も進められるため、手間を減らしながら効率的に整理できる点が大きなメリットです。荷造りから搬出まで一括で依頼できるケースが多く、忙しい引っ越し時期には便利な手段といえるでしょう。
ただし、不用品回収は通常の引っ越し作業には含まれていない可能性があり、オプション扱いとなれば、別途料金が発生します。
なお、不要品の回収に対応していない業者もあります。引っ越し料金の見積もりを取る段階で、対応の可否や条件を確認しておくと安心です。
家電を購入した店舗に処分を依頼する
不要になった家電は、購入した店舗に引き取りを依頼するのもよいでしょう。多くの家電量販店では、買い替えのタイミングに合わせて古い家電の引き取りを行っています。
ただし、家電の種類によってはリサイクル料金や収集運搬費が発生する場合があるため、事前に確認しておきましょう。また、店舗ごとに対応内容や条件が異なります。買い替えを検討している場合は、処分の可否と費用を含めて比較することをおすすめします。
リユースショップ・リサイクルショップに買取を依頼する
処分予定の家電がまだ使える状態であれば、リユースショップやリサイクルショップに買取を依頼する方法もおすすめです。現金化できるため、処分費用がかからないうえに、引っ越し費用の足しになります。
できるだけ高く買い取ってもらうには、製品の状態だけでなく、説明書や元箱、リモコンなどの付属品が揃っているかも重要なポイントです。引っ越し作業と合わせて、家電の掃除や付属品の確認も行いましょう。
また、店舗によっては出張買取に対応しているケースもあります。大型家電の運搬は手間がかかりますが、こうした店舗に依頼すれば手間がかかりません。
引っ越しで出る不要品の処分方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
引っ越しを機に、新しい家電の購入を検討している方は多いでしょう。しかし、テレビや冷蔵庫、洗濯機など、生活に必要な家電は多岐にわたり、一度に購入するのは現実的ではありません。生活のスタイルに合わせて、適したタイミングで購入すると負担を軽減できるほか、インテリアとのミスマッチを防げます。
また、新品にこだわらない場合は、リユース品もおすすめです。新品に近い状態の良品をリーズナブルな価格で手に入れられる可能性があります。
全国に850店舗を超える実店舗とオンラインストアを運営する〈2nd STREET セカンドストリート〉では、ジャンルを問わずさまざまな家電の買取・販売を行っています。出張買取にも対応しているため、引っ越しのタイミングで家電の売却を検討中の方は、お気軽にご利用ください。







